秋の北陸旅行2日目に高岡と城端を結ぶ城端線に乗ってきました。
その際、時間は短かったのですが、城端の町を少しだけ散策をすることもできました。
まずは駅前から。
両サイドに街路樹が植えられて、道幅の広い2車線の車道が真っ直ぐに伸びているのが特徴です。
しかも木々が紅葉しており、季節感もばっちり出ていました。
3階建て以上の建物はほとんどないので、空がとても広く感じます。
この城端の町はアニメ「true tears」の舞台にもなっており、聖地巡礼をする人のためのノートが城端駅に置いてあることは前回書きました。
この町を歩けば色々とロケ地となった場所があるのでしょうが、このアニメについてよく知らないため、とりあえず適当に歩いてみることに。
ぷらっと少しだけしか歩いていないけど、坂道が多いと感じました。
この階段は桜坂というところで、急な崖の上下を急な階段が結んでいます。
これ以外にもすぐに階段や坂にぶつかるので自転車やお年寄りにはつらいかもしれないと思いました。
町並みは古い木造住宅もたくさん残っており、伝統と格式を感じることができます。
川島地区というところまで足をのばすとさらにいい感じの町並みがあるようなのですが、今回はそこまで行くことができませんでした。
町の中心には善徳寺というお寺があり、この日はそこで講和会のようなものが開かれていました。
町を歩いていたときにはほとんど人に会うことはなかったのですが、どうやらここに人々が集まっていたようで、中を見てみるとお年寄りを中心にたくさんの人で賑わっていました。
お寺の前には電動式のカートがたくさん並んでおり、坂が多いこの町ではやはりこのカートがお年寄りの足となっているようでした。
しかし元気なおばあちゃんがいて、歩くときはかなりよぼよぼだったのですが、旧式のバイクで颯爽と帰っていくという方もいましたよ。
今回の城端訪問では40分程度しか時間がなく、この町の魅力にわずかしか触れることができなかったのが残念です。
城端曳山祭や織物工場などまだまだ見所はたくさんあるのですが、それらを見るのはまた次の機会になりそうです。
城端についてはこちらを参考にしてみて下さい。
秋の北陸旅行まとめ
・グリーン車用北陸フリーきっぷを使って優雅に金沢へ 秋の北陸旅行 その1
・江戸時代の雰囲気が残るひがし茶屋街 秋の北陸旅行 その2
・ひがし茶屋街休憩館の井戸 秋の北陸旅行 その3
・兼六園と長町武家屋敷跡 秋の北陸旅行 その4
・紅葉が美しい岐阜県の白川郷へ 秋の北陸旅行 その5
・高岡と城端を結ぶ城端線乗車記 秋の北陸旅行 その6
・城端ぶらり町歩き 秋の北陸旅行 その7←今ここ
・工業地帯から海へと続く氷見線乗車記 秋の北陸旅行 その8
・高岡ステーションデパートがシンボルのJR北陸本線高岡駅 秋の北陸旅行 その9
・路面電車の万葉線で高岡駅前から越の潟へ 秋の北陸旅行 その10
・越ノ潟フェリーと如意の渡しで船旅気分を味わう 秋の北陸旅行 その11
・市内電車、富山ライトレールという2つの路面電車が走る富山市内 秋の北陸旅行 その12
・富山ライトレールの終着駅、岩瀬浜周辺散策 秋の北陸旅行 その13
・昭和のまま時が止まってしまったような富山シネマ食堂街 秋の北陸旅行 その14
・高山本線富山ー猪谷間乗車記 秋の北陸旅行 その15
・高山本線猪谷駅周辺の遺構と廃墟 秋の北陸旅行 その16
写真はNikon D40xで撮影したものです。