道を間違えるものの、無事20kmを歩き通す! 秩父伊豆ヶ岳登山 その7

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7月23日。
伊豆ヶ岳を越える道もいよいよラストスパートです。
子ノ権現からはアスファルトの道を下っていくだけ。

この山の下がゴールの西武秩父線吾野駅かななんて考えながら、足取りも軽く道を下って行きました。
ところが、、、
3km進んでみましたが、本来だったら子ノ権現から1.8kmのところにあるはずの滝不動に一向に出会いません。
おかしいと思って地図をよく見てみると、間違えてたorz
アスファルトの道はほんのちょっと下るだけですぐに右の小道に入るはずだったのです。
このアスファルトの道を進んでいっても吾野駅からは全く正反対の方向なので、引き返す以外の選択肢はありえません。
結構急勾配の道を下って来たので、戻るならばかなりの上り坂になるのです。
でも行かなくてはいけません。
僕らはひたすら来た道を上りました。
上ること2km以上。
そこにはこんなはっきりとした標識がありました。

先ほどは下にある手打ちうどんの看板ははっきりと見たのです。
でもその横の標識をなぜか見逃していました。
こんなに大きなものなのに。
気を抜いて地図をしまってしまったことと疲労がこのミスの原因でしょう。
最後までしっかり注意をしていないといけないという教訓を得ました。
しかしこのミスによって5kmも余分に歩くことなってしまうとは・・・

気を取り直して、正しい道を進んでいくとこんな看板が。

「おつかれ様です。もうひと踏ん張り」
こんなことを言われると元気が出ちゃいますよね。
よし、駅まであともうひと踏ん張り!と思ったところで茶屋発見。

ここで冷たいラムネを頂きました。
しかも井戸ポンプも店先にあったのですよ。

もし時間があったらこの浅見茶屋で夜ご飯でも食べていきたところでしたが、先を急ぐことにします。

こんどこそアスファルトの道を下っていくのみです。
途中でこんな水場もありました。

昔はここで野菜などを洗っていたのでしょうね。
川と共にある生活の一端が見られました。

西武秩父線の線路が見えてきました。

ゴールまで後ひと息です。
この道は吾野鉱山のホッパーの横も通りますよ。

そしてついに西武秩父線の吾野駅に到着!

スタートしてから約8時間、約20kmの道のりでした。
あ、道を間違えなければ15kmのコースです。

今回は低山の縦走コースでしたが、今度はもっと高い山にチャレンジしたいですね。
例えば2年前に行った谷川岳に。
谷川岳に登るために日本一のモグラ駅である上越線土合駅へ 夏の青春(とくとみぶろぐ)18きっぷの旅第3弾 その1
今年中にぜひ行ってみたいと思います。

秩父伊豆ヶ岳登山まとめ
夏の青空の下、伊豆ヶ岳を目指す登山をスタートする 秩父伊豆ヶ岳登山 その1
正丸の美しい集落と小川 秩父伊豆ヶ岳登山 その2
登山道が沢登りとなり正丸峠に達する 秩父伊豆ヶ岳登山 その3
尾根道を進んで標高851mの伊豆ヶ岳山頂に到達する 秩父伊豆ヶ岳登山 その4
伊豆ヶ岳から天目指峠への下り道 秩父伊豆ヶ岳登山 その5
山中の立派な子ノ権現を参拝する 秩父伊豆ヶ岳登山 その6
道を間違えるものの、無事20kmを歩き通す! 秩父伊豆ヶ岳登山 その7←今ここ

写真はNikon D90Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影しました。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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