SLみなかみ織姫号とSLレトロみなかみ彦星号がすれ違う瞬間を撮影した！谷川岳山開き号の旅（七鉄ツアー2）その12

7月7日。
むねきさん、oridonさん、そしてともちゃんの3人と一緒に行ったこのツアーもいよいよ最後のイベントを残すのみとなりました。
そのイベントとは、7月7日の七夕の日に運行されるSLレトロみなかみ彦星号とSLみなかみ織姫号がすれ違うところを撮影しようというものです。
七夕の日に彦星と織姫が顔を合わせるなんてロマンチックではないですか（笑）
そのために上越新幹線の上毛高原駅からひどい暑さの中を歩いて撮影ポイントに向かいました。
到着した瞬間、特急型車両が来るではありませんか。
何も考えずに反射でカメラを構えてシャッターを切りました。

とりあえず写ったという感じです。

ここでSLをどんな風に写すかのイメージを作ります。
ちょうど115系電車が来たのでテストしてみましょう。

うん、こんな感じですかね。
地表近くにある温度計は40度を越えるという拷問のような時間を乗り切り、待つこと約30分。
水上方よりついにSLみなかみ織姫号がやって来ました！

まずはちょっとアップで捉えて、次に先ほどの115系と同じような構図にします。

かなり違いますが、緑の風景の中を走るSL列車を画面に収めることができました。
この織姫号が遠くに走り去るのを見送ります。

あれ？彦星号とのすれ違いは？
どうやらこの場所ですれ違いが見られるわけではなかったようです。
完璧に下調べをしたから来たわけではなく、何となくこの辺だろうという適当な予測で撮影ポイントを選んだだけだったので仕方ないですね。
次に来るSLレトロみなかみ彦星号をおとなしく待つことにしましょう。

そんな諦めの気持ちを持って待っている時に、遠くから彦星号の煙が見えてきました。
しかしその姿は見えず。
その瞬間です！

右から彦星号が来た！
さらに左からは織姫号が！
どうやら遅れていた彦星号を織姫号が徐行して待っていたようです。

ついにその瞬間が近づいて来ました。
その昔は蒸気機関車同士がすれ違うなんて光景は日本中で見られたのでしょうが、今となってはこれは日常の風景ではありません。
もちろん僕は初めて目にするものです。

ついにその瞬間です。

見てください、この煙の交錯。

この瞬間を何とか撮影することができました。
猛暑の中ひたすら待ったかいがあったというものです。

次回はすれ違いを終えて、さらに近づいてくるSLレトロみなかみ彦星号を撮影してみます。
続く。

同時刻のoridonさんのレポートはこちら。
→織姫と彦星は出逢えたのか？ – RAILRAILRAIL ～さぁ楽しい鉄道写真の時間だ！～ – Yahoo!ブログ
同時刻のむねきさんのレポートはこちら。
→谷川岳山開き号と七夕の出会いを狙え　その12 | 世界に広げよう鉄道と鉄道写真のWA～鉄ちゃん・プチ鉄・鉄子・チビ鉄大集合～

写真はNikon D7000+Nikon AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VRで撮影したものです。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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