9月6日。
この夏の青春18きっぷの最後の旅は群馬県の川原湯温泉に行くことにしました。
川原湯温泉は八ッ場ダムが完成したらダムに沈んでしまう予定の温泉地で、これまで僕も何度か訪れたことがあります。
平成22年(2010年)1月9日訪問
→草津温泉の西の河原露天風呂と川原湯温泉散策 冬の青春18きっぷの旅ー男3人草津温泉紀行 その4(とくとみぶろぐ)
平成21年(2009年)12月19日訪問
→渋い木造駅舎が残る吾妻線川原湯温泉駅 冬の青春18きっぷの旅ー吾妻線温泉巡り その4(とくとみぶろぐ)
平成20年(2008年)10月18日訪問
→温泉と渓谷が見所の川原湯温泉駅 吾妻線の旅 その3(とくとみぶろぐ)
今回は約3年ぶりの訪問となります。
過去に訪れた時の写真と見比べると温泉街の変化がわかりますよ。
上野駅から高崎線で高崎駅へ。
そこで吾妻線の電車に乗り換えます。
オレンジと緑の115系電車です。
ドアは手動で開けるシステムになっているので注意が必要ですよ。
ホームには手動でドアを開閉するやり方や、ボタンでの開閉のやり方の説明書きがありました。
普段山手線ばかり乗っている僕はドアは自動で開閉するものだと思い込んでいるので、この手動式にはよくドキリとしちゃいます。
渋川駅を過ぎると列車はぐんぐん山の中へと入っていきます。
車窓から見える緑の比率が多くなってくるので、見ていて気持ちのいい景色が連続します。
岩島駅を出てしばらくすると進行方向左手にこんな景色が見えてきます。
これは八ッ場ダムが完成すると吾妻線の線路もダムに沈んでしまうことになるので、ダムを迂回するための新線です。
こんなごついコンクリート製の橋を通って、現在の線路の南側へと進路を変更します。
この岩島駅から先はこれまで以上に山の中を走るのですが、この景色もしばらくしたら見納めになってしまうのかもしれません。
川原湯温泉駅に近づくと大きな看板が見えてきました。
「なつかしあたらし川原湯温泉」という文字が見えます。
この看板は以前はなかった気がするので、きっと新しく設置したものなのでしょう。
川原湯温泉駅に到着です。
列車の上に見える橋は八ッ場ダムを南北に越えるための橋です。
そう、この川原湯温泉駅もダムに沈んでしまうのですね。
このホームで電車が走り去るのをお見送りしました。
次回は川原湯温泉駅についてもうちょっと詳しく見ていくことにします。
夏の青春18きっぷの旅 群馬県川原湯温泉編
・緑とオレンジの115系電車に乗って吾妻線の川原湯温泉駅へ 夏の青春18きっぷの旅 群馬県川原湯温泉編 その1←今ここ
・吾妻線川原湯温泉駅の美しい木造駅舎をしっかり記録に残しておこう 夏の青春18きっぷの旅 群馬県川原湯温泉編 その2
・吾妻線川原湯温泉駅周辺の景色も記録に残しておこう 夏の青春18きっぷの旅 群馬県川原湯温泉編 その3
・建物が以前より確実に少なくなった群馬県の川原湯温泉街を歩いてみる 夏の青春18きっぷの旅 群馬県川原湯温泉編 その4
・群馬県の川原湯温泉にある共同浴場の聖天様の湯と笹湯を訪問してみる 夏の青春18きっぷの旅 群馬県川原湯温泉編 その5
・川原湯温泉に残る共同浴場の王湯で汗を流す 夏の青春18きっぷの旅 群馬県川原湯温泉編 その6
・吾妻線の新川原湯温泉駅の工事現場を遠くから見学してみる 夏の青春18きっぷの旅 群馬県川原湯温泉編 その7
・新川原湯温泉駅(仮)のすぐ近くにある豊田乳業で新鮮な牛乳をいただく 夏の青春18きっぷの旅 群馬県川原湯温泉編 その8(最終回)
写真はNikon D7000+Nikon AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G AFSDX35 1.8G及びNikon AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VRで撮影したものです。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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