西伊豆の田子にあるカネサ鰹節商店で鰹節の製造工程を見学してみた 『早春の伊豆の魅力再発見の旅』 その11(最終回)

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2月17日。
早春の伊豆の魅力を再発見するというテーマの静岡県文化・観光部観光振興課が主催するプレス関係者向けのツアーに参加してきました。

今回は西伊豆の田子にあるカネサ鰹節商店での鰹節づくりを見学した様子をお伝えします。
これがこの旅の最終レポートとなります。

伊豆プレスツアー 2015年2月17日

前回は西伊豆の松崎町を歩いたことをお話しました。
そこからバスで北上して田子という町にやって来ました。
そこに今回見学させてもらったカネサ鰹節商店があります。

伊豆プレスツアー 2015年2月17日

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場所はここらへんです。

かつお節は日常の料理の中で割りと使うものではありますが、どのように作られているかは知りません。
その製造過程をこちらのカネサ鰹節商店では見せてくれるのです。

伊豆プレスツアー 2015年2月17日

創業明治15年という老舗中の老舗です。
こちらの芹沢さんが今回の案内役になります。

伊豆プレスツアー 2015年2月17日

工場の中に一歩入ると魚の香りが充満していました。
それもそのはず、いたるところにカツオがあるわけですからね。

伊豆プレスツアー 2015年2月17日

地元の方が一生懸命鰹節の製造作業をしています。
それぞれに持ち場があって、役割があるようです。

伊豆プレスツアー 2015年2月17日

伊豆プレスツアー 2015年2月17日

それでは芹沢さんに実演していただきながら製造過程を見て行きましょう。
ただ、今回は時間の関係上、カツオをおろす作業と、最後の発酵作業のところだけを見てきました。

カツオをおろすと言いましても、一本の包丁で行うわけではありません。

伊豆プレスツアー 2015年2月17日

今まで見たこともない道具が次から次へと出てきます。

伊豆プレスツアー 2015年2月17日

どこをどのようの捌くかで用いる道具が異なるそうです。
では、作業開始です。

伊豆プレスツアー 2015年2月17日

当たり前ではありますが、プロの手さばきはあまりにもみごとです。
簡単にきれいに進めていくので、この作業は誰にでもできてしまうかのように思ってしまいますが、決してそんなことはありません。
きっと素人がやったらズタズタのボロボロになってしまうことでしょう。

伊豆プレスツアー 2015年2月17日

これでカツオが4枚におろされました。
なんとなく見たことがある鰹節の形になっています。
これらを骨抜きしたり塩もみしたりして、手火山式焙乾という方法で乾燥させます。

伊豆プレスツアー 2015年2月17日

そして最後は樽詰めしての発酵作業に入ります。
まずは空の状態の樽から。

伊豆プレスツアー 2015年2月17日

この樽に鰹を詰めて発酵場所に保管します。

伊豆プレスツアー 2015年2月17日

発酵には湿気が重要なようで、この中ではカメラのレンズが曇ってしまうのに苦労しました。
で、樽の蓋を開けるとぎっちりとイメージとおりの鰹節が詰まっています。

伊豆プレスツアー 2015年2月17日

近寄って見てみましょう。

伊豆プレスツアー 2015年2月17日

ガシガシ削って食べたくなってきますね。
以上のような一連の過程を芹沢さんに説明していただきました。

伊豆プレスツアー 2015年2月17日

工場の中の風景は本当にフォトジェニックだったので何枚か見てみてください。

伊豆プレスツアー 2015年2月17日

伊豆プレスツアー 2015年2月17日

伊豆プレスツアー 2015年2月17日

伊豆プレスツアー 2015年2月17日

工場の外にはここで製造された商品も販売されています。

伊豆プレスツアー 2015年2月17日

鰹節が売っているのはもちろん、鰹節削り器も売っていまいた。
僕は塩かつおの焼き身を購入しました。

伊豆プレスツアー 2015年2月17日

自宅でうどんを作って、これをほぐしてうどんに入れたり、ご飯の上にのせて一緒に食べると美味しいのなんのって。
カネサ鰹節商店ではネット通販もしていますので、ぜひご利用ください。
ネットショップカネサ

カネサ鰹節商店についての詳細はこちらを参照してください。
カネサ鰹節商店

以上カネサ鰹節商店の工場見学のお話でした。

伊豆プレスツアー 2015年2月17日

工場見学の後はバスで三島駅へ移動して東海道新幹線で東京へ帰ってきました。

こんな感じで、伊豆半島の東側から、南、そして西とぐるっとバスで回って案内していただきました。
普段は鉄道と徒歩での移動が主の僕ですが、個人ではあんまり行けないところに連れて行ってもらって大変貴重な体験ができました。
このコースがそのままツアーになっても参加してみたいという方はいるんじゃないかなと思います。
これから伊豆半島に行ってみたいと考えている方にこのレポートが参考になれば嬉しいです。

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撮影機材は次のものです。

Nikon デジタル一眼レフカメラ D610
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Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED フルサイズ対応
Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED フルサイズ対応

SIGMA 単焦点マクロレンズ MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM ニコン用 フルサイズ対応

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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