2月17日。
早春の伊豆の魅力を再発見するというテーマの静岡県文化・観光部観光振興課が主催するプレス関係者向けのツアーに参加してきました。
今回は西伊豆の松崎町をジオガイドの佐野さんに案内してもらった様子をお伝えします。
まずは松崎町の場所から見てみましょう。
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伊豆半島の西側で、かなり南側にあるのがわかると思います。
町自体は山に囲まれた小さなものではなりますが、温泉旅館もたくさんあるようです。
この松崎町には伊豆半島に多くあるなまこ壁が残った家屋などもたくさんあるようなので、楽しい散歩になるのではないかと期待しました。
こちらの佐野さんが柔らかな語り口で松崎町のことをたっぷりと説明してくれます。
それではスタートです。
っと、いきなりネコ発見。
かなり離れたところにいたのですが、僕達に向かってニャーニャー声をかけていました。
ネコにお見送りされるなんて幸先のいいスタートです。
まず最初に訪れたのは伊豆文邸です。
正面からではなく裏手から入りました。
その裏手には蔵があります。
蔵はもちろんなまこ壁です。
この伊豆文邸はかつては呉服屋だったそうで、こんな立派な蔵が残っているのだそうです。
蔵の前には伊豆石で作られたかまどや水場があります。
これは昔からあったのかそれとも再現したものなのか、聞くのを忘れちゃいました。
それでは建物の正面にまわってみましょう。
あまりにみごとななまこ壁ですよね。
しかもうだつ付きです。
先ほど書いたようにかつては呉服屋だったのですが、現在では町に建物は寄付されて無料休憩所となっているので気軽に内部を見学することができます。
中に入ってみると、板の間がありました。
ここでお客さんを相手に商いをしていたのでしょうね。
昭和14年の商売の許可証のようなものも掲示されています。
僕が訪れたのは2月中旬ということもあって、お雛様の飾りがたくさんありました。
いつ作られたものかはわかりませんが、ぱっと見では年代物のような感じがしました。
伊豆文邸を出てはまちょう橋に来ました。
この橋からの眺めもなかなか素晴らしいものです。
こちら側が海側です。
奥の右に行くとすぐに海に出ます。
反対側は山側です。
先ほどまでは降っていた雨もすっかりやんで、遠くの山もはっきりと見えるようになってきました。
はまちょう橋を渡ったところにはこれまた素晴らしいなまこ壁の塀と蔵があります。
この道はそのまま大河ドラマで使われそうな感じですよね。
この蔵の前にカーブミラーがあったので、記念の自撮り。
蔵と僕という素晴らしい写真が撮れました(笑)
さらに進むと海が近くなってきます。
水路には小さな漁船がいっぱいいますね。
こういう景色を見ると港町に来たんだなという実感が湧いてきます。
この船だまりの前には伊豆石で造られた蔵がありました。
こちらはギャラリーカフェの丸平です。
こちらでは福山雅治さん主演のガリレオシリーズ「真夏の方程式」のロケ地となったそうです。
時間があったら中も見ておきたかったですねえ。
この松崎町は丸平だけにとどまらず、あちこちに真夏の方程式のロケ地があるそうなので、探してみると楽しいかもしれません。
松崎町のウェブサイトではロケ地マップも公開されています。
→静岡県 伊豆 松崎町役場ホームページ
さあどんどん歩きましょう。
海辺に木造の建物があったりして、ぶらぶら散歩するには絶好のロケーションです。
そんな海辺には小さな神社もあったりします。
特に灯台が見えたり、漁船が見えたり。
何時間ここにいても飽きないくらい撮影ポイントがたくさんあります。
こんな場所ではやっぱりネコもいます。
ちょっと遠いけど後ろ姿。
そして見返りネコ。
うん、やっぱり海辺の町にはネコがよく似合います。
次回は松崎町散歩の後編をお伝えします。
続く。
松崎町でのジオガイドについてはこちらを参照してください。
→ジオガイドと一緒に「楽しい!」を見つけましょう。 | 西伊豆松崎温泉 旅館「御宿しんしま」sanoブログ
次回は松崎町のジオガイドの佐野さんに案内してもらう松崎町散歩の様子をお伝えします。
続く。
『早春の伊豆の魅力再発見の旅』まとめ
・伊豆稲取の100年以上の歴史を誇る伝統の雛のつるし飾りを見学してみる 河津桜も咲いているよ! 『早春の伊豆の魅力再発見の旅』 その1
・河津町にある築150年の蔵を改装した「アンティカ トラットリア ダル ピラータ」で絶品イタリアンを食す 『早春の伊豆の魅力再発見の旅』 その2
・「下田の龍馬と一緒に開国・幕末ゆかりの地を巡る!!」ツアー 宝福寺で龍馬と唐人お吉について学ぶ 『早春の伊豆の魅力再発見の旅』 その3
・「下田の龍馬と一緒に開国・幕末ゆかりの地を巡る!!」ツアー なまこ壁が残る下田の街歩きを満喫する 『早春の伊豆の魅力再発見の旅』 その4
・伊豆下田の山奥にある全室露天風呂付きの観音温泉の豪華過ぎる部屋を写真付きで紹介 『早春の伊豆の魅力再発見の旅』 その5
・伊豆下田の観音温泉での豪華過ぎる夕食 本物の釜飯が最高に美味しかった! 『早春の伊豆の魅力再発見の旅』 その6
・観音温泉での朝から入る部屋付き露天風呂と海の幸いっぱいの朝食 『早春の伊豆の魅力再発見の旅』 その7
・西伊豆の松崎町にある食彩久遠で食べた塩鰹うどんは僕の人生最高のうどんだった 『早春の伊豆の魅力再発見の旅』 その8
・「ガリレオ」の「真夏の方程式」の舞台にもなった西伊豆の松崎町でジオガイドの方に案内してもらう散歩をしてみよう 『早春の伊豆の魅力再発見の旅』 その9←今ここ
・西伊豆の松崎町名物の川のりコロッケを食べながら町歩きを楽しもう 『早春の伊豆の魅力再発見の旅』 その10
・西伊豆の田子にあるカネサ鰹節商店で鰹節の製造工程を見学してみた 『早春の伊豆の魅力再発見の旅』 その11(最終回)
撮影機材は次のものです。
Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED フルサイズ対応
TAMRON 望遠ズームレンズ SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD ニコン用 フルサイズ対応 A005N
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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