3月20日。
春の青春18きっぷのラスト旅は群馬県の伊香保温泉に行ってきました。
今回はこの旅のレポートの最終回です。
徳冨蘆花記念文学館を紹介します。
徳冨蘆花は明治から昭和にかけて生きた小説家です。
熊本県の出身で、最後の地となったのがこの伊香保温泉だったそうです。
ちなみにとくとみとはおそらく親戚関係にはありません。
あまりない苗字なので、ずっと遡っていけばどこかで繋がりはあるかもしれませんが。
それでは記念文学館の見学をしてみましょうかね。
こちらが外観です。
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ここにでーんと置かれているのが徳冨蘆花の銅像です。
それでは入館してみましょうかね。
観覧料は大人350円です。
しかし、今回は関越交通の伊香保温泉周遊フリー乗車券を持っていたので、50円引きの300円で入館することができました。
→伊香保温泉周遊フリー乗車券
記念館の中は徳冨蘆花に関する常設展と、蘆花以外の企画展があります。
常設展では蘆花の生涯が貴重な資料とともに解説されています。
そこで蘆花が伊香保温泉が好きで何度も訪れていることが解説されており、最期の地としてここを選んだことも知りました。
この時宿泊していたのが千明仁泉亭です。
蘆花記念館にはそこで宿泊していた旅館の離れが移築されて、見学可能になっています。
この中には蘆花が使用していたベットやガウンが展示されている部屋もあります。
廊下には籐の椅子もありますね。
ここに座ってのんびり外を眺めていたのでしょうかね。
きっと静かな時間が流れていたのだと思います。
この離れにはお風呂もあり、ここで温泉に入っていたようです。
徳冨蘆花が宿泊したというこの千明仁泉亭にもぜひ宿泊してみたいですね。
たぶん「子孫の方ですか!?」なんて言われるんだろうな(笑)
この記念館には喫茶コーナーもあります。
ここでゆっくりコーヒーなどを飲むときには、ぜひ窓際の席に座ってみてください。
トリの餌置き場があるので、そこに様々な鳥達がやって来るのですよ。
この写真はヤマガラですね。
これ以外にもコガラも来ていたようです。
動画でも撮影してみたので、ぜひご覧ください。
トリの撮影に夢中になっていたので、文学館滞在時間はもしかしたら喫茶コーナーが一番長かったかも(笑)
徳冨蘆花記念文学館についての詳細はこちらからどうぞ。
→徳冨蘆花記念文学館 | 渋川市観光情報サイト
この後、バスで渋川駅に移動して、上越線、高崎線と乗り継いで上野へと帰って行きました。
上野から渋川はだいたい2時間30分くらいなので、十分日帰り旅行の圏内ですよね。
温泉に入って、町歩きをして、水沢うどんを食べて、文学の歴史を勉強するという盛りだくさんな一日を過ごすことができますよ。
以上、今シーズンの春の青春18きっぷの最終レポートでした。
春の青春18きっぷの旅 伊香保温泉編
・渋川駅からバスで伊香保温泉に行くならば関越交通の1日フリー乗車券がお得! 『春の青春18きっぷの旅 伊香保温泉編』 その1
・365段ある伊香保温泉の石段街のスタート地点で「いしだんくん」に会おう! 『春の青春18きっぷの旅 伊香保温泉編』 その2
・伊香保で立ち寄りたいお勧めスポット2つ ハワイ王国公使別邸と関所跡 『春の青春18きっぷの旅 伊香保温泉編』 その3
・伊香保温泉の石段上りは寄り道するのが楽しい! 『春の青春18きっぷの旅 伊香保温泉編』 その4
・開放感あふれる伊香保温泉露天風呂と飲泉所 『春の青春18きっぷの旅 伊香保温泉編』 その5
・日本三大うどんのひとつである水沢うどんを大澤屋で食べてみた! 『春の青春18きっぷの旅 伊香保温泉編』 その6
・徳冨蘆花記念文学館で明治から昭和にかけての文豪の生涯を学んでみた 『春の青春18きっぷの旅 伊香保温泉編』 その7(最終回)←今ここ
写真はNikon D610+Nikon AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDで撮影しました。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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