奥羽本線を南下して東京に向かうはずが、北上してしまったその理由とは？夏の青春18きっぷの旅2011 東北編その25

8月13日。
山形県の山寺を参拝して仙山線の山寺駅に戻ってきました。
ここで話は山寺の山頂にある五大堂に戻ります。
五大堂からの景色を眺めていたら、何かまっすぐ東京に帰りたくなくなってきちっゃたのですよ。

予定では山寺から仙山線で山形へ、山形から奥羽本線で福島へ、そしてそのまま東北本線で東京に戻るというものでした。
でも五大堂であることが思い浮かんじゃったのです。
今日の寝台特急あけぼののチケット取れるかな？
そんな考えが一度浮かんでしまったら振り払うのは容易なことではありません。
で、試みに山寺駅の窓口で聞いてみたら開放B寝台の下段が空いているというではないですか。
というわけで、そこで秋田から上野までのあけぼののチケットを押さえてしまいました。
というわけで、予定変更です。
とりあえず山寺から秋田へ向かうことにしましょう。

9:14、山寺発山形行き仙山線に乗車。
宮城県から山形県の県境を越えた仙山線は山のイメージが強い路線でしたが、この区間は山から下りて平野部となるので田園地帯となりました。

この車中で何気なく時刻表を眺めていたら、山形駅から山形新幹線で新庄までワープすれば、そこから普通列車を乗り継いで青森県の弘前駅に行って、そこで上野行きのあけぼのを捕まえるということが可能なことがわかったのです。
そうとわかれば山形に着いたらさっそくチケットの変更をしてもらわなければなりません。

9:30、山形着。

到着後にはすぐにみどりの窓口に行って、秋田→上野のあけぼののチケットを弘前→上野に変更してもらいました。
同時に、山形から新庄までの山形新幹線のチケットも購入します。
青春18きっぷでは新幹線に乗ることはできないので、別途に乗車券と特急券を買わなければなりません。

9:43、山形発新庄行き山形新幹線つばさ43号に乗車。
車窓風景はのどかな田園地帯です。

10:27、新庄着。

実は山形から新庄までの山形新幹線は乗ったことはなかったので、これで山形新幹線も完乗したことになります。
しかし、新幹線と言えどもこの区間は奥羽本線の仏列車と同じ線路を使っており、普通列車ではこの区間を乗ったことがあるのであまり感動はありませんでしたが。

新庄駅ではちょっと時間があったので、まだお昼には早いもののご飯にすることにしました。
駅前を歩いてみると、急行食堂発見。

いかにも地元の食堂という感じだったので入ってみることにしました。
店内はいかにも昔ながらの食堂です。

こういう空間はとても落ち着きますねえ。
注文したのは鳥もつラーメン。

新庄の名物だそうですよ。
美味しかったですよ～。
山寺で早朝からたっぷり運動もしてきたし、美味しさが倍増したようです。
お腹が膨れたところで、青春18きっぷの旅に戻ります。
新庄から弘前まで鈍行列車で行かなくてはいけませんからね。
その話はまた次回。

写真はNikon D90＋Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影しました。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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