2年ぶりの三陸鉄道小本駅を訪問する夏の青春18きっぷの旅2011 東北編その5

8月11日。
三陸鉄道の復興支援列車で宮古駅から小本駅にやって来ました。
この小本駅には2年前の夏に久慈側から入ったことがあります。
→三陸鉄道北リアス線の新レトロ調車両さんりくしおさい号に乗車岩手・三陸フリーきっぷの旅その2（とくとみぶろぐ）
その時とホームから見る風景は何も変わっていないような気がしました。

しかし今は久慈駅から列車に乗ってこの小本駅に辿り着くことはできません。
小本駅と陸中野田駅間はまだ復旧しておらず、鉄路が途絶えている状態です。
従って、宮古駅からの乗客はこの小本駅で全員下車することになります。
小本駅から久慈側に出たすぐのところにトンネルがありますが、その手前に車両が置かれていました。

現在のところ使える線路はそこまでなのでしょうかね。

さて、宮古駅ではJR山田線からの乗り継ぎ時間がごく短かったため、外から車両を見る時間がほとんどありませんでした。
まずは正面のこのポスター。

「笑顔をつなぐ、ずっと」のキャッチコピーは三陸鉄道の各所で見ることができました。
車内にも他の方が描いたポスターがたくさん貼られています。

小本駅に着いて乗客が全員下車した後、運転士さんからホームにいた係の人にタブレットと荷物の受け渡しが行われていました。

今三陸鉄道は手旗信号とタブレットでの運行になっているのですね。
自動化されたシステムから人力となって人的負担はあるでしょうが、それでもたくさんの人のための鉄道を運行するその姿に感銘を受けます。
そんな三陸鉄道の姿を子供も頼もしげに見ていました。

小本駅は小本観光センターの中に入っています。

駅前にはバス停があり、この日も三陸鉄道からバスに乗り継いでいる人がたくさんいました。
駅舎の中には観光センターの売店があります。

お菓子や飲み物の他にも海産物などの地元の土産物屋も置いてあります。
その一画に三陸鉄道の切符売場があります。

ここで販売される切符は硬券だたので、宮古までの切符以外に入場券も購入しました。

（REGZA Phone T-01Cで撮影)

そろそろ折り返しの宮古行きの列車の発車時刻が近づいてきたのでホームに戻ることにしましょう。
その話はまた次回。

写真はNikon D90＋Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影しました。

似たテーマの記事はこちら

この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
記事内容や写真使用に関するお問い合せ、記事広告の作成、広告掲載、取材依頼のご相談などは下記リンクからお願いします。イベント取材、旅レポート、製品レビューなどの依頼は大歓迎です。
→お問い合わせメールフォーム

詳細なプロフィールはこちらから。
→プロフィール

トップページ｜旅の全記録｜フォトウォーク｜登山の全記録