ひたちなか海浜鉄道湊線の終着駅、阿字ヶ浦駅の長大ホームと給水塔 冬の青春18きっぷの旅 その11

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茨城県の勝田と阿字ヶ浦を結ぶローカル私鉄、ひたちなか海浜鉄道湊線に乗って、終点の阿字ヶ浦駅へとやってきました。

阿字ヶ浦の駅に着いてまずはホームの端まで歩いていきました。

こーんなにホームが長いのですよ。

中央右に小さく見えるのが勝田から乗ってきた1両編成の列車ね。

もう遠くに霞んで見えなくなるくらいです。

というのも、この湊線にはかつて上野駅から常磐線を通ってこの阿字ヶ浦まで走る急行あじがうらという列車があったからで、そのためにも長い長いホームが必要だったのでしょうね。

さて、上の写真で気になる点がもうひとつあります。

それは左側に写っている2両の車両。

近づいてみると、

これまた傷みに傷みきっており、みごとに錆びだらけになっています。

車両の横を見てみると、

「羽幌炭鉱鉄道 キハ221」の文字が見えます。

今回乗車した車両もこの羽幌炭鉱鉄道から譲渡されたもので、キハ223と書かれていましたから、同時期に製造されて湊線にやってきたものだと思われます。

しかし、何のために置いてあるのだろう?

さて、ホームの先の方に行ってみると、これまた珍しいものがありました。

SLに水を補給するための給水塔の跡です。

もうSLが走ることはないので無用の長物ではあるのですが、こういう遺構が残っているとものすごくうれしくなります。

給水塔があるということは、どこかに転車台もあるかと思ったけど、こちらは見つけることができませんでした。

次回は阿字ヶ浦駅の外に出て、駅舎を眺めてみたいと思います。

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写真はNikon D40xで撮影したものです。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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