宮古駅から岩泉線の岩手刈屋駅へ 夏の青春18きっぷの旅 その4

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青春18きっぷを使って常磐線上野駅始発の列車に乗ってひたすら北上。
東北本線に入り盛岡まで来て山田線に乗り換えて岩手県の宮古までやって来ました。
宿泊したのは宮古ステーション古窯です。
この日は始発に乗るために3時起きだったので22時くらいで睡眠に入りました。
ぐっすり眠って翌朝爽やかに目覚めたかと言うと・・・
深夜1時、けたたましいベルの音が鳴り響き目が覚めました。
そう、火災報知機の警報が鳴り出したのです。
1分間ほど鳴って止まり、すぐに館内放送でなぜ警報が鳴ったのか調査すると言いましたが、万が一本当の火事だったら大変なことになるので、速攻でコンタクトレンズを装着し、着替えて、荷物をまとめて緊急脱出できる準備を整えてドアを開けて放送を待ちました。
ところが、警報の原因は浴室のドアを閉めずにシャワーを浴びた部屋があり、水蒸気が室内の検知器に煙として探知されたという放送が入りました。
まあ、火事ではなかったのでよかったのですが、夜中に大変な目にあってしまいました。
ここからまた睡眠に入るのですが、やはり疲れていたのか速攻眠ることができました。

翌朝は4時起床。
ホテルの近くのコンビニで朝食を買い込み宮古駅へと向かいました。

昨夜見た宮古駅とは雰囲気が違い、青い屋根が爽やかな印象です。
大漁旗が飾られた待合室で朝食を食べました。

ホテルで朝食を食べずに駅へ来たのは、宮古駅を5:54発の列車に乗るためです。

ホームの向こうは霧にかすんで見えなくなってしまっています。
朝からこの天気だと先が思いやられちゃいますよ。

5:54、宮古駅発岩手和井内駅行きの普通列車に乗車。
この列車は宮古から茂市までは山田線を走り、そこから岩泉線に入って岩手和井内まで行きます。

茂市駅でなんとなく外を見ていたら、駅員さんが何かをもって列車に近づいてくるではありませんか。

そう、岩泉線はタブレットをまだ使用しているのです。
いいものを見ることができました。

茂市駅を出ると列車はどんどん山の中に入っていき、車窓も楽しくなる一方、霧がどんどんなくなっていき、青空が見えてきました!

これこれ、この天気を待っていました!
そして6:24、岩手刈谷駅着。
終着の岩手和井内駅まで行かずにここで途中下車します。

この岩手刈屋駅が最高だったんですよ!
その話はまた明日。

夏の青春18きっぷの旅まとめ
上野から仙台まで常磐線で北上する 夏の青春18きっぷの旅 その1
仙台から盛岡まで東北本線を北上する 夏の青春18きっぷの旅 その2
盛岡から宮古まで秘境区間を行く山田線に乗車 夏の青春18きっぷの旅 その3
宮古駅から岩泉線の岩手刈屋駅へ 夏の青春18きっぷの旅 その4←今ここ
夏に輝く岩泉線岩手刈屋駅 夏の青春18きっぷの旅 その5
秘境駅中の秘境駅、岩泉線押角駅 夏の青春18きっぷの旅 その6
岩泉線押角駅周辺を散策する 夏の青春18きっぷの旅 その7
宮古から花巻まで快速はまゆり4号に乗車する 夏の青春18きっぷの旅 その8
車窓に見える錦秋湖が美しい北上線に乗車 夏の青春18きっぷの旅 その9
奥羽本線院内駅周辺をレンタサイクルで周った後米沢へ 夏の青春18きっぷの旅 その10
峠の力餅を購入し、奥羽本線赤岩駅で下車する 夏の青春18きっぷの旅 その11
奥羽本線赤岩駅のスイッチバックの遺構を堪能する 夏の青春18きっぷの旅 その12
奥羽本線赤岩駅から山道を歩いて集落を目指す 夏の青春18きっぷの旅 その13
大雨の中、廃墟だらけの大平集落を歩く 夏の青春18きっぷの旅 その14
峠駅に短時間滞在してから帰宅の途へ 夏の青春18きっぷの旅 その15
大雨のため東北本線が運転見合わせでダイヤがずたずた。果たして上野に帰れるのか?(シリーズファイナル) 夏の青春18きっぷの旅 その16

写真はNikon D40xで撮影したものです。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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