秘境駅中の秘境駅、岩泉線押角駅 夏の青春18きっぷの旅 その6

※当サイトではアフィリエイト広告を掲載しています。

スポンサーリンク

岩手県の太平洋岸に近い山中を走る岩泉線に乗車してきました。
前回は岩手刈屋駅で途中下車し、その素晴らしい駅に大いに満足したことをお伝えしました。
その岩手刈屋駅の滞在時間はわずかに43分で次の目的地へと向かうことにします。

7:07、岩手刈屋発岩泉駅行きの普通列車に乗車。
1両の車内に乗客は僕を含めてたったの3人で、しかも明らかに旅行者らしき人ばかりです。

さて、次の目的地は押角駅です。
押角駅は駅への到達手段が鉄道しかなく、周囲にはほとんどなにもないといういわゆる秘境駅として鉄道ファンに人気のある駅です。
写真や旅行記などでよく見かける駅ですが、自分の目でもその秘境ぶりを確認したく今回の訪問を決めました。
この押角駅が今回の夏の青春18きっぷの旅の第1の目的と言ってもいいでしょう。

7:24押角駅着。
いや、これは本当にびっくりです。
線路の左右は山になっており、緑が覆いかぶさってきて、その存在感に圧倒されてしまう駅でした。
ここは本当に秘境駅です。

去りゆく列車を見送るのがここまで心細い駅は初めてです。
ホームを見てみるとほとんど腐りかけの板がべこべこ音がなるような板張りでした。

もちろん屋根など付いていません。

駅のすぐ横に小さな川が流れており、そこを渡ると道路に出ることができます。
しかし!
その橋というのはパイプと板で作られたもので、手すりは片側にしかついていないというものなのですよ。

橋を渡って道路に出ると押角駅への案内標識は出ています。

でもその通りに曲がった先は・・・

こんな鬱蒼とした森の中にまさか駅があるなんて普通の人は絶対にわかりません(笑)
この押角駅は鉄道ファンならばぜひ一度は訪れてみるべき駅だというのが大いに納得できました。

次回は押角駅周辺をレポートいたします。

夏の青春18きっぷの旅まとめ
上野から仙台まで常磐線で北上する 夏の青春18きっぷの旅 その1
仙台から盛岡まで東北本線を北上する 夏の青春18きっぷの旅 その2
盛岡から宮古まで秘境区間を行く山田線に乗車 夏の青春18きっぷの旅 その3
宮古駅から岩泉線の岩手刈屋駅へ 夏の青春18きっぷの旅 その4
夏に輝く岩泉線岩手刈屋駅 夏の青春18きっぷの旅 その5
秘境駅中の秘境駅、岩泉線押角駅 夏の青春18きっぷの旅 その6←今ここ
岩泉線押角駅周辺を散策する 夏の青春18きっぷの旅 その7
宮古から花巻まで快速はまゆり4号に乗車する 夏の青春18きっぷの旅 その8
車窓に見える錦秋湖が美しい北上線に乗車 夏の青春18きっぷの旅 その9
奥羽本線院内駅周辺をレンタサイクルで周った後米沢へ 夏の青春18きっぷの旅 その10
峠の力餅を購入し、奥羽本線赤岩駅で下車する 夏の青春18きっぷの旅 その11
奥羽本線赤岩駅のスイッチバックの遺構を堪能する 夏の青春18きっぷの旅 その12
奥羽本線赤岩駅から山道を歩いて集落を目指す 夏の青春18きっぷの旅 その13
大雨の中、廃墟だらけの大平集落を歩く 夏の青春18きっぷの旅 その14
峠駅に短時間滞在してから帰宅の途へ 夏の青春18きっぷの旅 その15
大雨のため東北本線が運転見合わせでダイヤがずたずた。果たして上野に帰れるのか?(シリーズファイナル) 夏の青春18きっぷの旅 その16

写真はNikon D40xで撮影したものです。

スポンサーリンク



この記事が気に入ったら「いいね !」 しよう
最新記事をお届けします!

Twitter で
この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
記事内容や写真使用に関するお問い合せ、記事広告の作成、広告掲載、取材依頼のご相談などは下記リンクからお願いします。イベント取材、旅レポート、製品レビューなどの依頼は大歓迎です。
お問い合わせメールフォーム

詳細なプロフィールはこちらから。
プロフィール
トップページ旅の全記録フォトウォーク登山の全記録