神楽坂での東京路地裏散歩。
今回は神楽坂で見かけた廃墟を紹介したいと思います。
路地裏の細い道を通り抜けたところに木々に囲まれた立派な家がありました。
最初は病院なのかなと思ってみていたら、どうやらある会社の寮のようです。
しかも既に誰もいない廃墟と化した建物でした。
青く塗られた窓枠がアクセントとなって、シックな色合いの建物がモダンにも見えてきます。
この細長い窓はトイレでしょうか。
昔の我が家にもこういう小さな窓がありました。
建物の裏手にまわってみると、鬱蒼とした木々の向こうに庭とそこに面した縁側も微かに確認できました。
会社の寮と言ってもかなり豪勢な造りなのがわかります。
閑静な神楽坂の路地裏で、しかも緑に囲まれたこの場所で暮らすのはきっと気分がよかったでしょうね。
おそらくそう遠くない未来に取り壊されてしまう運命にあるのでしょうが、なくなってしまうには惜しい建物だと思いました。
次回はいよいよこの神楽坂散歩のゴール地点となります。
神楽坂路地裏散歩まとめ
・高低差がある神楽坂を散策する 神楽坂路地裏散歩 その1
・井戸ポンプ3連発! 神楽坂路地裏散歩 その2
・路地の奥には井戸ポンプあり! 神楽坂路地裏散歩 その3
・神楽坂は井戸の町だった! 神楽坂路地裏散歩 その4
・神楽坂の路地裏で見かけた立派過ぎる廃墟 神楽坂路地裏散歩 その5←今ここ
・トレインビューを楽しめる飯田橋のカナルカフェ 神楽坂路地裏散歩 その6
写真はNikon D40x+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。