岩手・三陸フリーきっぷを使って三陸地方の旅に行ってきました。
前回は東北新幹線で八戸に出て、そこから八戸線で久慈まで来たことをレポートしました。
今回はその久慈駅からスタートです。
JRの久慈駅のすぐ隣には三陸鉄道北リアス線の久慈駅があります。
こじんまりとしていて、窓口の職員さんも素朴で親しみがわいてくる駅でした。
まずはここで指定席券を購入します。
基本的に三陸鉄道は全席自由席なのですが、土日祝日などには新レトロ調車両「さんりくしおさい」号やお座敷車両「さんりくしおかぜ」号というイベント列車が走ります(運転日などの詳細はコチラから)。
今回訪れたのは8月16日(日)だったので、さんりくしおさい号が運良く走っている日でした。
しかも当日に指定券を買ったのに海側の席をゲット。
なかなかついています。
三陸鉄道への乗車券は岩手・三陸フリーきっぷでカバーできるので購入する必要はありません。
それではさんりくしおさい号の旅に出ることにしましょう。
車両は茶色を基調として落ち着いた彩色がされています。
座席は大正ロマンぽいソファになっており、
照明を落ち着いたものになっていました。
この車両にプラス300円で乗れてしまうのですから、乗らない手はないですよね。
座り心地はいいし、大きなテーブルもついているし快適な旅になりますよ。
車窓はというと、確かに海沿いを走る路線ではあるのですが、三陸の地形は厳しいもので、ほとんどが山の中です。
山の上の方からたまに海が見えると言ったほうが正しいでしょう。
トンネルも多いし、絶景が続く路線を期待しているとちょっと拍子抜けしてしまうかも。
でも景色のいいポイントでは一旦停止してくれたりするので観光客向けのイベントはしっかりと用意されています。
また地元のボランティアガイドの方も乗車してくれるので、沿線の見どころなどを聞けばすぐに答えてくれるのもポイントが高いです。
ただし、相当注意してヒアリングしないと何を言っているかわからないというのもスリルがあって面白い点ではあります。
13:04久慈発、14:06小本着。
ここでバスに乗り換えです。
今回の旅の第1の目玉である龍泉洞へと向かいますよ。
その話はまた次回。
岩手・三陸フリーきっぷの旅まとめ
・「岩手・三陸フリーきっぷ」で三陸地方の旅へ 岩手・三陸フリーきっぷの旅 その1
・三陸鉄道北リアス線の新レトロ調車両さんりくしおさい号に乗車 岩手・三陸フリーきっぷの旅 その2←今ここ
・龍泉洞内に広がる神秘の蒼 岩手・三陸フリーきっぷの旅 その3
・昭和レトロな雰囲気満載の岩泉の町を散策する 岩手・三陸フリーきっぷの旅 その4
・豪華な食事と温泉が楽しめる龍泉洞温泉ホテルに宿泊 岩手・三陸フリーきっぷの旅 その5
・岩泉線の押角ー岩手和以内間の車窓動画をPanasonic LUMIX DMC-FX40で撮影 岩手・三陸フリーきっぷの旅 その6
・断崖絶壁の名勝地・北山崎 岩手・三陸フリーきっぷの旅 その7
・極楽浄土のような景勝地・浄土ヶ浜 岩手・三陸フリーきっぷの旅 その8
・宮古の町の素敵な建物 岩手・三陸フリーきっぷの旅 その9
・鉄の町釜石の井戸ポンプと火力発電所 岩手・三陸フリーきっぷの旅 その10
・三陸鉄道南リアス線釜石駅 岩手・三陸フリーきっぷの旅 その11
・レンタサイクルで平泉の毛越寺へ 岩手・三陸フリーきっぷの旅 その12
・奥州藤原氏の栄華を伝える中尊寺へ 岩手・三陸フリーきっぷの旅 その13(シリーズファイナル)
写真はNikon D40xで撮影したものです。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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