10月24日。
列車の中でプラネタリウムを見てきました!
こんな感じで車内でプラネタリウムが見られてしまうのはほくほく線のゆめぞら号です。
ほくほく線とは新潟県内の六日町駅と犀潟駅を結ぶ路線で、JRの越後湯沢駅と直江津駅にも乗り入れています。
この路線はトンネルが非常に多く、必然的に車窓風景が闇の中も多くなるわけですが、それを逆手に取って、車内の天井をスクリーンとして映像を投影してしまうというのがゆめぞら号なのです。
→ゆめぞら|ほくほく線 北越急行株式会社
基本的に越後湯沢から直江津間を走るのですが、臨時列車としてJR東日本の越後湯沢から水上間を往復するゆめぞらループ号が走行することがあります。
今回はそのゆめぞらループ号に乗車してきました。
車両の外観です。
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白い車体に赤い帯が新鮮です。
車両の横を見るとHokuetsu Expressのロゴも入っています。
車内に入るとクロスシートがずらりと並びます。
ここまでは普通の列車ですよね。
でも、座席の上をよく見るとこんな装置がついているのですよ。
網の向こう側にプロジェクタがあって、そこから投影された映像が下にある鏡に反射して天井部分に映るというシステムですね。
このシステムが車内にはたくさんあります。
それでは出発です。
越後湯沢駅を出ると、車窓風景は緑でいっぱいです。
遠くの山々は紅葉していますが、平地の部分はそんなに色づいていませんね。
まずはこんな景色の中を列車は走行します。
遠くに越後湯沢方面へ向かう列車も見えました。
新潟県と群馬県の県境近くになるとトンネルに出たり入ったりするようになります。
こうなるとゆめぞらのトレインシアターがスタートになります。
プログラムはこの5つです。
花火、星座、海中、宇宙、天空。
ほくほく線内のトンネルの長さに合わせてこのプログラムが作られているので、上越線を走るゆめぞらループ号の場合はトンネルとプログラムの長さがあっていないことはご愛嬌です。
まずは花火のプログラムです。
これが予想以上に迫力ある映像でびっくりです。
次は星座ですね。
天井一面が夜空となって、星空が動く様子はなかなか圧巻です。
今度は水中です。
頭上に水中世界が広がる様子はすごく不思議ですよ。
iPhone 6 Plusで動画撮影したものをVineにアップしたので、こちらもぜひ御覧ください。
結構本格的ですよね。
トンネル内は暗いだけでなく、このような映像を見る楽しみがあるというのはナイスアイデアだと思いました。
このゆめぞら号はほくほく線内では毎日運行されていますが、今回のようなJRの上越線を走るゆめぞらループ号はたまにしか走らないので時刻表を要チェックです。
さて、このゆめぞらループ号は群馬県側に入って、土合駅で長時間停車しますのでゆっくりと駅を見て回ることができます。
次回はそんな土合駅の様子からお伝えしましょう。
続く。
新潟・群馬紅葉紀行 2015
・上越新幹線の2階席に乗って紅葉が待っている新潟県の越後湯沢へ!『新潟・群馬紅葉紀行 2015』 その1
・越後湯沢駅から徒歩数分、紅葉真っ盛りの景色を湯沢高原ロープウェイから眺めてみた!『新潟・群馬紅葉紀行 2015』 その2
・紅葉、コキア、コスモスなどの湯沢高原で見る秋の景色『新潟・群馬紅葉紀行 2015』 その3
・越後湯沢でのランチは人参亭での絶品とんかつに決まり!『新潟・群馬紅葉紀行 2015』 その4
・越後湯沢駅構内のぽんしゅ館で500円で5杯の日本酒の利き酒をやってみた!『新潟・群馬紅葉紀行 2015』 その5
・【カフェ】糀って美味しい!越後湯沢駅構内の糀カフェで飲んだ糀ラテきなこが意外なほど美味だった話『新潟・群馬紅葉紀行 2015』 その6
・越後湯沢から水上までを走るゆめぞらループ号の車内で、天井で繰り広げられる星空などの幻想的な映像美を堪能した!『新潟・群馬紅葉紀行 2015』 その7←今ここ
・ゆめぞらループ号での楽しみはトレインシアターだけでなく、土合駅の駅舎見学と湯檜曽ループにもあり!『新潟・群馬紅葉紀行 2015』 その8
・水上高原ホテル200の部屋の大きな窓から見える紅葉と夕暮れの景色が最高だった!『新潟・群馬紅葉紀行 2015』 その9
・水上高原ホテル200のメニュー豊富なバイキング形式の夕食『新潟・群馬紅葉紀行 2015』 その10
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・水上高原ホテル200横にある森の散歩道で秋色景色の中をプチ散策してみた!『新潟・群馬紅葉紀行 2015』 その12
・水上駅前の食事処ちゃこで群馬名物のおっきりこみうどんを食べてみた!『新潟・群馬紅葉紀行 2015』 その13
・強風と寒さの中、谷川岳の紅葉を眺めて旅が終わる『新潟・群馬紅葉紀行 2015』 その14(最終回)
写真はNikon D610+Nikon AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED で撮影し、SILKYPIX Developer Studio Pro6でRAW現像しました。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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