仙台と石巻を東北本線、仙石線を経由して結ぶ仙石東北ラインに初乗車！『秋の宮城への旅 2015』その1

11月7日。
今年最初の東北への旅の行き先は宮城県でした。
上野駅から東北新幹線に乗り、仙台へ。
そこから最初の目的地である女川に行くという予定です。
仙台駅からまずは石巻駅行きの列車に乗ります。
駅構内のアナウンスによるとどうやら地上ホームから出るようなのですよ。
仙台から石巻に行くのならば仙石線に乗るはずなので、地下ホームだと思うのですが。
まあ、とりあえず言われたとおり地上ホームの列車に乗り込みました。
こちらの車両です。

写真は石巻駅で撮影したものです。
仙台駅を出発すると東北本線の線路を走り始めました。
いつ地下の仙石線に行くのかと思ったのですが、全くそんな様子はなく、東北本線を走り続けます。
そして東北本線の塩竈駅に停車。
列車は石巻行きなのに、東北本線を北上し続けているぞと思っていたら、横に仙石線の線路が見えてきました。

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実は僕が乗車した列車は仙石東北ラインというもので、仙台から塩竈までは東北本線で、その先に渡り線を経由して仙石線に合流し、高城町からは仙石線を走るというものだったのです。
東北本線から仙石線に入るのはこのあたりだと思われます。

仙石線の高城駅に到着すると、反対側のホームに同じ仙石東北ラインの車両がやって来ました。

ここからは仙石線を走ることになり、陸前富山駅を出ると右手に海が見えるようになりました。

静かな海ですよね。
東名駅あたりからはまた内陸部を走ります。

野蒜駅の周辺の景色はこんな感じです。

このあたりでは線路は高架になっています。
陸前赤井駅ではまた仙石東北ラインとのすれ違いがありました。

そして石巻駅に到着です。

8:18に仙台駅を出発した列車は9:23に石巻駅へと到着しました。
約1時間の道のりですね。
ちょっとだけ時間の余裕があるので、ここで仙石東北ラインの車両を見ておきましょうかね。
まずは外観から。
車両のサイドにはHYBRID TRAINのロゴが見えます。

HB-E210系気動車です。
東北本線は交流で、仙石線は直流ということから、両方の路線を走行するために新しくこの気動車が作られたそうです。
連結部を見てみます。

こちらにもHYBRID TRAINと書かれていますね。
車内を見てみましょう。
座席はボックスシートとロングシートの混合です。

できればボックスシートに座ったほうが旅気分が味わえますよね。
僕は仙台から見て進行方向右手のボックスシートに座りました。
さすがに新型車両だったので、乗り心地はかなりよかったですよ。
1時間の乗車でしたが、体が痛くなるというようなことはありませんでした。
まあ、僕が車窓に夢中で体に気を使う暇がなかったとも言えますけどね（笑）

石巻駅からは石巻線に乗り換えて女川駅を目指します。
東日本大震災で石巻線の浦宿－女川間がしばらく運休となっていましたが、平成27年（2015年）3月21日に普及されました。
久々に女川へと列車で行くことになります。
その話はまた次回。
続く。

写真はNikon D610+Nikon AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDで撮影し、SILKYPIX Developer Studio Pro6でRAW現像しました。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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