11月7日。
仙台駅から仙石東北ラインで石巻に出ました。
ここから石巻線に乗って、久々に女川駅へと向かうことにします。
石巻線の浦宿-女川間は東日本大震災の影響でしばらく運休が続いていました。
平成27年(2015年)3月21日、約4年ぶりに復活したので、今回僕自身も久々の乗車となります。
石巻駅から乗るのはこちらの列車です。
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車両の顔のところに「奥の細道」と書かれていますね。
小牛田と新庄を結ぶ陸羽東線の車両です。
石巻線を走っていた車両が不足したということで、この車両がこちらにも来ているということなのでしょうね。
それでは出発です。石巻駅を出てしばらくすると旧北上川を渡ります。
最初は湾なのかと思ったのですが、地図を見たらだいぶ内陸部でした。
川を越えると最初の停車駅である陸前稲井駅です。
駅舎は小さくて簡素なものでした。
列車はしばらく内陸部を走ります。
車窓から見える山々は紅葉が進んでいますね。
次は渡波駅に到着です。
ここは駅員さんがいて、駅舎もちゃんとある立派な駅でした。
上下線の交換をする駅ですね。
渡波駅を出て、万石浦駅を過ぎると右手に万石浦が見えてきます。
万石浦はこのような地形になっています。
ここも海なんですよね。
列車の中からだと対岸も見えるので湖のように感じてしまいます。
静かな湾なので、晴れていたらもっと眺めがいいのですよ。
浦宿駅から先は先日復旧した区間になります。
去年の夏にここに来た時には、この先の線路はまだ繋がっていませんでした。
列車の行き先表示も「女川」の文字が見えなかったのに、今はこうして浦宿から先まで列車で行くことができます。
浦宿から女川は実は距離はさほどなく、このトンネルを抜けるとすぐに女川駅に到着です。
駅が見えてきました。
こうして見るだけでも大きな駅舎に見えますね。
そして、女川駅に到着。
以前の女川駅とは場所は異なっていますが、ここが新生女川駅です。
駅舎には展望台があったので上ってみました。
こちらがホーム方向。
こちらが海の方向。
昨年の夏に訪れた時には、このあたりは何もなかったのですが、だんだんと新しい女川の町ができつつありますね。
向こうに見えるのは商業施設で、12月下旬にオープンするそうです。
展望台から下りて駅舎を見てみましょう。
先ほどの展望台は3階部分です。
右側の1階に駅事務室があり、左側の1階が温泉施設の女川温泉ゆぽっぽの入り口です。
大人一人500円ですね。
温泉に入ろうかなとも思ったけど、とりあえず散歩を優先することにします。
ちなみに、駅舎を出てすぐのところには足湯もあります。
営業時間は10:00から17:00で、僕が到着したのが10時位でしたので、お湯をため始めたばかりでした。
こちらは後で余裕があったら入ってみることにします。
それでは、これからどんどん新しくなっていく女川の町を歩いてみることにします。
果たしてどんな風景が見られるのか。
次回に続く。
秋の宮城への旅 2015
・仙台と石巻を東北本線、仙石線を経由して結ぶ仙石東北ラインに初乗車! 『秋の宮城への旅 2015』 その1
・温泉施設のゆぽっぽや足湯も健在!石巻線の新生女川駅を訪問してみた 『秋の宮城への旅 2015』 その2←今ここ
・再生中の女川の町をぶらりと歩いてみる 『秋の宮城への旅 2015』 その3
・安くて美味いカレーライス!女川の高台の上にあるおちゃっこクラブでの昼食 『秋の宮城への旅 2015』 その4
・女川の港から高台にある町までのんびり歩いてみる 『秋の宮城への旅 2015』 その5
・女川のきぼうのかね商店街で各店舗のハイクオリティなおもしろポスターで大いに笑う 『秋の宮城への旅 2015』 その6
・女川町にあるかまぼこの高政 自分で焼いて食べる手焼き笹かまぼこが最高に美味しい! 『秋の宮城への旅 2015』 その7
・009に仮面ライダー!石ノ森章太郎作品に登場するキャラクターが溢れる石巻を散策してみる 『秋の宮城への旅 2015』 その8
・石巻の石ノ森萬画館でスタジオジブリで活躍した近藤喜文展を見学してみた(なぜか自撮り写真もあり) 『秋の宮城への旅 2015』 その9
・新旧入り混じった町の風景が魅力的な石巻路地裏散歩 『秋の宮城への旅 2015』 その10
・石ノ森章太郎作品に登場するキャラクターが車両の内外に描かれた石巻線のマンガッタンライナーに乗車する 『秋の宮城への旅 2015』 その11
・昭和にタイムスップしたような町並みが楽しい仙台の壱弐参横丁を歩いてみる 『秋の宮城への旅 2015』 その12
・牛たんステーキがめちゃくちゃ美味しい!利休 サンモール一番町店の味わい定食が色々な牛たんを食べられてお得感満載ですよ 『秋の宮城への旅 2015』 その13
・まるで図書館のようなロビーでコーヒーを飲みながら写真集を眺められるライブラリーホテル仙台駅前に宿泊してきた 『秋の宮城への旅 2015』 その14
・ライブラリーホテル仙台駅前のバイキング形式の朝食は噂に違わずハイレベルな美味しさだった! 『秋の宮城への旅 2015』 その15
・まるで秘密基地にこっそり入っていくような隠れ家カフェ 仙台のcafé haven’t we met opus(カフェハヴントウィーメットオーパス) 『秋の宮城への旅 2015』 その16
・ジャズが流れる店内で一人静かにロイヤルミルクティーを飲む~センダイコーヒーにて 『秋の宮城への旅 2015』 その17
・カフェハヴントウィーメットの窓際カウンター席で古い文庫本を読みながらコーヒーを飲む優雅なひと時 『秋の宮城への旅 2015』 その18(最終回)
写真はNikon D610+Nikon AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDで撮影し、SILKYPIX Developer Studio Pro6でRAW現像しました。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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