12月5日。
長野県の野沢温泉に行ってきました。
野沢温泉には観光客でも利用することができる外湯(共同浴場)が全部で13ヶ所あります。
この旅ではその全てに入ることを目的としました。
しかし、13ヶ所も温泉に入るのはかなり大変でしたよ。
それでは、入った順番で13の外湯を紹介していくことにしましょう。
野沢温泉の旅館への宿泊者ならば、全て無料で入浴することができます。
宿泊者以外はお賽銭箱が用意されているので、そこに気持ちを入れるそうですよ。
今回宿泊した奈良屋旅館で浴衣に着替えてから下駄をカランコロン鳴らして歩いていきます。
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まず最初に向かったのは滝の湯です。
これが野沢温泉外湯の基本形ですね。
正面に入り口が2つあって、男湯と女湯に分かれています。
中に入ると脱衣所と湯船が隣接していて、いかにも温泉場の公衆浴場という雰囲気がたっぷりとしています。
湯船から脱衣場が丸見えなのであんまりセキュリティの心配はしなくてもいいでしょうが、どうしても気になる方には貴重品ロッカーもあります。
100円玉はちゃんと返ってくるので安心してください。
それでは温泉に入りましょうかね。
風呂桶はケロリンです。
温泉はここから湯船に注がれています。
野沢温泉はかなり熱いということを聞いていたので覚悟はしていたのですが、意外にこの滝の湯はすんなりと入ることができちゃいました。
これで湯もみをしなくても済みましたよ。
温泉につかりながら頭上を見上げてみると、かなり天井が高いことに気が付きます。
外光が入り込んできて、光の線ができるのに目を奪われました。
ちなみに泉質は単純硫黄泉です。
2番目は大湯です。
野沢温泉の観光パンフレットに掲載されているのはたいていこの大湯ですね。
温泉街の中心で、目の前の通りも常に人がたくさん歩いているという目立つ場所に入ります。
中に入ってみましょう。
意外なことに他に誰もお客さんがいませんでした。
なので、ゆったり貸しきり気分を味わってみます。
湯船は2つあります。
文字通り無茶苦茶熱いです。
入れないくらいの熱さなので、こちらは諦めました。
そしてこちらはぬる湯。
こちらには何とか入ることができました。
熱いですけどね。
後でわかったことですが、この大湯は地元の人も熱くて入りに来ないそうです。
泉質はここも単純硫黄泉です。
3ヶ所目は松葉の湯です。
昔はここに矢場があったそうですよ。
中に入ってみると、嫌な予感をさせるこんな貼り紙がありました。
赤字で「やけどには十分気をつけてください」などと書かれていています。
それでは入ってみましょうかね。
かけ湯をしてみると、熱い!
ケロリンの風呂桶に温泉をすくって、そこに水を2秒位足さないと体にかけられないくらいの熱さです。
この小さな風呂桶に2秒水を追加ですよ。
水を足して何回かかけ湯をするだけにして、湯船に入ることは断念しました。
まあ、かけ湯ができただけでも合格としましょう。
こちらも泉質は単純硫黄泉です。
今回は13の外湯のうち3つを紹介しました。
次回も外湯めぐりは続きます。
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写真はSONY Cyber-shot RX100で撮影し、SILKYPIX Developer Studio Pro6でRAW現像しました。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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