長野県の善光寺街道郷原宿に残る井戸ポンプ町の歴史が刻まれた風格あるポンプです #地域ブログ

実は井戸ポンプマニアなとくとみ（@tokutomi）です。
東京都内、主に下町を日々歩いて路地裏にある井戸ポンプを撮影しているわけですが、僕が旅に出た先でもやっぱり井戸に出会うわけです。
長野県塩尻市の郷原宿でもこんな井戸ポンプを見つけました。

厳重にガードされた井戸ポンプで、触ることができないようになっています。
ポンプ自体も錆び付いていてかなり古そうなものですね。

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井戸をとても大切にしている土地なんだなということが伺えます。

ここで郷原宿についてちょっと見ていくことにしましょう。
この宿場町は善光寺街道沿いにあるものです。

中山道から長野の善光寺へと伸びる街道のようです。
この道が整備されてから約400年というのですから、かなりの歴史がありそうですね。
現在の道の様子はこんな感じです。

この道の脇に先ほど紹介した井戸ポンプの柵があるわけです。
この郷原宿は桔梗ヶ原台地にあるそうで、必然的に水はとても大事なものでした。
奈良井川から用水を引いてきたり、深さ約20mの井戸を掘ったりして水を確保してきたそうで、塩尻市の史跡にもなっている古井戸もあるとのことです。
先ほどの井戸ポンプもそんな歴史があるからこそがっちりと守られて保存されているのでしょうね。

この郷原宿を歩いてみると、各家に屋号があるのがわかります。
このような看板が各家にありました。

じっくり散歩してみるともっと発見がありそうな感じもしますが、今回はほんのちょっとだけの滞在でこの郷原宿を後にしました。
この横道なんてすごく魅力的ですよね。

次回訪問の際にじっくり町歩きをしてみようと思っています。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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