明治の見事な建築物、岩手銀行中ノ橋支店夏の青春18きっぷの旅2011 東北編その17

8月12日。
小岩井農場まきば園でハンモックやソフトクリームを堪能した後はバスで盛岡市内へ移動します。
10:40、小岩井農場まきば園発盛岡バスセンター行きのバスに乗車。
このバスは盛岡駅前にも行きますが、そこでは降りないで終点まで行きます。
11:24、盛岡バスセンター着。

バスセンターの建物がコンクリートの無骨なデザインでいかにも昭和を感じさせるものでした。
さて、盛岡市内に来た目的ですが、それは紺屋町を歩くことです。
以前テレビ番組で紺屋町の素敵な町並みを放送していたことがあって、それ以来ずっと憧れの町だったのです。
バスセンターからてくてく紺屋町に歩いてくと中ノ橋通という地区になり、最初に目につくのはこちらの建物です。

この建物は岩手銀行中ノ野橋支店です。
明治44年に盛岡銀行本店として建築されたものだそうです。
その美しいレンガはもちろんのこと、細かい装飾も実にみごとです。

銀行なので中に自由に入ることはできました。

昔の映像などでみるように中は広々としていて吹き抜けになっていました。
2階の廊下から下を見下ろすことができるようになっていました。
最近の銀行のように事務的な雰囲気ではなく、暖かい照明の色などがあってアットホームな感じがしましたよ。

いきなりこんなみごとな建物に出会ったのでこれからの紺屋町散策には期待が膨れ上がります。

ちなみにこの岩手銀行中ノ野橋支店は平成6年に国の重要文化財に指定されたそうです。

このすぐ近くには昭和2年建造の盛岡信用金庫本店もあります。

明治時代と昭和初期のデザインの違いを比較するのも面白いですよ。
今回は紺屋町の隣、中ノ橋通の巨大な建築物を紹介しましたが、次回は紺屋町の商家などの紹介をしたいと思います。

写真はNikon D90＋Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影しました。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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