麻布十番散策レポートの第4回は赤い靴はいてた女の子です。
麻布十番の中心地にはパティオ十番という道の真中にある公園があります。
憩いの場と言うよりもちょっと不思議な雰囲気のする空間に感じました。
そのパティオ十番にはこんな像が置かれていました。
何だろう?と思って説明文を読んでみると、この女の子は「赤い靴はいてた女の子」なんだそうです。
名前はきみちゃん。
日本でアメリカ人宣教師に養女に出されたきみちゃんは病気のためアメリカに渡る前に亡くなったそうです。
このきみちゃんがあの歌のモデルになったとのことでした。
この銅像も心なしか儚げな表情をしているのが印象に残りました。
このきみちゃんの像の近くで気になる建物も見つけました。
コンクリート造りの立派な建物に木製のドア。
さらにタイルの飾りも付いています。
昔は商店だったのでしょうが、一体どんなお店なのかはよくわかりませんでした。
しかし、とても気になる赤い看板がありました。
「郵便切手類 印紙 賣さばき所」
「売」という感じが旧字体です。
初めてこんな標識を見たので感動的でした。
次回はいよいよ昭和の風景が残る、時代に取り残された町に潜入します。
麻布十番散策まとめ
・麻布十番商店街でラムネソフトを食す 麻布十番散策 その1
・暗闇坂下の床屋さん 麻布十番散策 その2
・暗闇坂上の植物に飲み込まれた古アパート 麻布十番散策 その3
・赤い靴はいてた女の子 麻布十番散策 その4←今ここ
・古川の向こうに昭和の町並みが残っていた 麻布十番散策 その5
・パブ&スナックと小山湯跡が残る港区三田1丁目 麻布十番散策 その6
・港区元麻布2丁目に残る昭和の町並み 麻布十番散策 その7
・港区元麻布二丁目の路地の迷宮 麻布十番散策 その8
・港区元麻布二丁目で見つけた廃墟 麻布十番散策 その9
・港区三田1丁目の猫たち 麻布十番散策 その10
・麻布十番のラーメン屋さんの裏にいた麻呂猫 麻布十番散策 その11
写真はNikon D90+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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