麻布十番散歩レポートの第3回目です。
暗闇坂を上り切ってみると、向かって右手にこんな大きなマンションがありました。
上に行くにつれて太くなるという不思議なデザインの建物でした。
元麻布ヒルズフォレストタワーという名前のようです。
僕が気になったのはこの右手に見えた建物ではなく、左手に見える建物です。
見事なまでに植物に覆われてしまったアパートです。
植物の隙間から建物を見てみると、ドアが薄い青色をしているのが何となくわかります。
また、入り口付近には植物に飲み込まれた自転車もありました。
フレームが見えますよね。
タイヤもうっすらと見えるかな。
別の角度から外観を撮影してみると、植物の生命力の強さがよくわかります。
ところで、一枚目の写真をもう一度見てみてください。
アパートの右側の土地が更地になっています。
もしかしたらこの古アパートもそのうち取り壊されて更地になってしまうのかもしれません。
麻布十番という町の変化のスピードはやたら早いので、このアパートを見ることができる時間もそう長くはないかもしれません。
麻布十番散策まとめ
・麻布十番商店街でラムネソフトを食す 麻布十番散策 その1
・暗闇坂下の床屋さん 麻布十番散策 その2
・暗闇坂上の植物に飲み込まれた古アパート 麻布十番散策 その3←今ここ
・赤い靴はいてた女の子 麻布十番散策 その4
・古川の向こうに昭和の町並みが残っていた 麻布十番散策 その5
・パブ&スナックと小山湯跡が残る港区三田1丁目 麻布十番散策 その6
・港区元麻布2丁目に残る昭和の町並み 麻布十番散策 その7
・港区元麻布二丁目の路地の迷宮 麻布十番散策 その8
・港区元麻布二丁目で見つけた廃墟 麻布十番散策 その9
・港区三田1丁目の猫たち 麻布十番散策 その10
・麻布十番のラーメン屋さんの裏にいた麻呂猫 麻布十番散策 その11
写真はNikon D90+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。
東京漢
十番から仙台坂上に抜ける途中のアパートですね。
今は、つた?も枯れてアパート全体がむき出しになっています。
相続もできない?のか、廃墟と高級マンションが同居してますね。