大雪の中陸羽東線で鳴子御殿湯駅から中山平温泉駅へ 冬の東北温泉巡りの旅 その19

1月13日。
東鳴子温泉から移動を開始します。
まずは陸羽東線の鳴子御殿駅へ。

みごとな銀世界です。
雪がかなり強く降っていて、このホームの屋根もほとんど意味がないくらいでした。
むすび丸が描かれた駅名標も下半分が見えなくなっています。

このホームの様子をiPhone5sのパノラマ写真で撮影してみたのでご覧ください。

列車がやって来ました。

2両編成のディーゼルカーです。
運良くボックスシートに座ることができたので外を眺めながら列車に揺られたいところですが、残念ながら雪のおかげで遠くまで見渡すことはできませんでした。

前面展望ポジションに移動してみると、作業の方が真剣に線路の状態をチェックしているところでした。

この雪ですからね。
この目視作業は鉄道運行上かなり重要なお仕事なのでしょう。
邪魔しても悪いので席に戻りました。
鳴子御殿駅から乗車した列車からは2つ隣の中山平駅で下車。
鳴子御殿湯からさらに標高が上がったようで、雪の量も格段にアップしました。

まるで先が見えないくらいですよ。
列車が去ったホームからの眺めは、向こうに線路があるとは思えないものでした。

こちらが中山平駅の駅舎です。

待合室のみの簡易なものでした。
中は暖かなのでこの寒さを十分にしのぐことができます。

これが駅前風景です。

酒屋さんが目の前にありますね。
雪の中駅前通まで出てみました。

歩いている人なんて誰もいません。
こんな雪ですから、家の中でぬくぬくしているのが一番なのでしょうね。
この中山平温泉駅にやってきたのは琢秀（たくひで）という温泉旅館の温泉に入るためでした。
駅から徒歩でも行けるとのことだったのですが、この雪の中とてもじゃないけど歩いていけるとは思えません。
さて、どうしようというところで次回に続くとなります。

冬の東北温泉巡りの旅まとめ
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・宮沢賢治の世界観が詰まった銀河ドリームラインの釜石線に乗車する 冬の東北温泉巡りの旅 その2
・雪とつららと古い木造家族が目白押しの花巻路地裏散歩を開始する 冬の東北温泉巡りの旅 その3
・花巻路地裏散歩で岩手軽便鉄道の鳥谷ヶ崎駅跡を発見する 冬の東北温泉巡りの旅 その4
・花巻の町中でかつての旅館だったと思われる木造建築を見物する 冬の東北温泉巡りの旅 その5
・花巻のアーケードがある商店街を散策してみる 冬の東北温泉巡りの旅 その6
・花巻温泉郷新鉛温泉の愛隣館で3つの温泉に入ってきた！ 冬の東北温泉巡りの旅 その7
・新鉛温泉の愛隣館で絶品と噂のビーフシチューなどの夕食で満腹になる！ 冬の東北温泉巡りの旅 その8
・新鉛温泉愛隣館でのバイキング形式の朝食を食べてから送迎バスで新花巻駅へ 冬の東北温泉巡りの旅 その9
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・宮城県の鳴子温泉をぶらぶら歩いてまずは手湯で温まってみる 冬の東北温泉巡りの旅 その11
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・うなぎを掴んでいるようなどろっとしたお湯の感触が心地よい中山平温泉琢秀のうなぎの湯を楽しんでみた 冬の東北温泉巡りの旅 その20
・大雪と青空という正反対の天気を楽しめた陸羽東線と陸羽西線の旅 冬の東北温泉巡りの旅 その21
・羽越本線酒田駅はキハ40や特急いなほなどのバラエティーに富んだ車両を見ることができるのがかなり楽しい! 冬の東北温泉巡りの旅 その22
・冬の日本海を間近に眺めることができる「きらきらうえつ」に乗車してみた! 冬の東北温泉巡りの旅 その23（最終回）

写真はNikon D7000+Nikon AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G AFSDX35 1.8G及びNikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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