4月21日。
北海道滞在2日目のこの日は、この旅でのメインイベントである余市でのウイスキー体験イベントへと向かうことにします。
まずは小樽駅から函館本線に乗ることにしましょう。
朝の小樽駅は夜のけだるい雰囲気とは違い、出入りがかなりあって活発なイメージに見受けられました。
土曜日ですが学生さんらしき姿もちらほら見られます。
改札を通ってホームに出てみると、こんなレトロ風の駅名標がありました。
右から左に読む日本語というのが現在では新鮮に見えますね。
この支柱となっているものをよく見てみると古レールでした。
1907という文字が見えるので、今から100年以上前に作られたものだということがわかります。
そんな昔からこれだけのものを作っていて、なおかつ今でもそれが残っているのは感慨深いものがあります。
そろそろ余市方面に向かう列車がホームにやってくる時間です。
気がついたら列車に乗るための行列がかなり長くなっていました。
小樽-長万部間の函館本線はローカル区間だからあまり人が乗らないのかとおもいきや、そうではなりませんでした。
結局1両編成のディーゼルカーの座席がほぼ埋まるくらいの盛況ぶりでした。
8:07、小樽発長万部行き函館本線普通列車に乗車。
小樽の町中では雪は残ってはいるものの、もう4月後半だとほとんどなくなっている状態でしたが、山の中を走る区間に入ると、(東京に住む僕にとって)たくさんの雪が残っていました。
さて、この区間では進行方向左側の席に座ったのですが、なんとなく右側の方が景色がいいかなと思いました。
次に乗る機会があったら、右側の座席を確保するようにします。
8:31、余市着。
乗車してきた列車が発車するのを見送ると、余市駅構内ではほとんど音がなくなるような静けさが残りました。
次回は余市駅についてレポートします。
ぐるっと道央の旅まとめ
・羽田から飛行機に乗って、下界の素晴らしい景色を見ながら北海道へ! ぐるっと道央の旅 その1
・明治21年(1888年)築の北海道庁旧本庁舎を見学する ぐるっと道央の旅 その2
・西4丁目電停付近で札幌市電を撮影する ぐるっと道央の旅 その3
・札幌市電の撮影の後は回転寿司でお昼ごはん ぐるっと道央の旅 その4
・JRタワー展望室から札幌の街を見下ろす ぐるっと道央の旅 その5
・札幌から函館本線に乗車して美しい空と海の青さを眺める ぐるっと道央の旅 その6
・南小樽駅から小樽駅までぶらり散歩をしてみる ぐるっと道央の旅 その7
・小樽のお気に入りカフェ「さかい家」でコーヒーブレイク ぐるっと道央の旅 その8
・小樽の住宅地で見つけた小さな春 ぐるっと道央の旅 その9
・小樽の高台から海を眺める ぐるっと道央の旅 その10
・小樽の町中にある手宮線の廃線跡を歩く ぐるっと道央の旅 その11
・坂の町小樽でドラマが起こる予感を感じながらの散歩をする ぐるっと道央の旅 その12
・夕暮れ迫る小樽の町を散策する ぐるっと道央の旅 その13
・小樽の運河沿いの夜景をたっぷりと楽しむ ぐるっと道央の旅 その14
・小樽のニッカバー リタでウイスキーを飲んで大人の階段を上ってみた ぐるっと道央の旅 その15
・朝食を求めて小樽の町を早朝散歩する ぐるっと道央の旅 その16
・函館本線の小樽から余市へ1両編成のディーゼルカーで移動する ぐるっと道央の旅 その17←今ここ
・函館本線余市駅で見つけた古きもの ぐるっと道央の旅 その18
・余市の線路脇で3匹のネコと出会う ぐるっと道央の旅 その19
・ニッカウヰスキー余市蒸溜所見学とワインの試飲 ぐるっと道央の旅 その20
・柿崎商店のホッケ定食と余市川温泉 ぐるっと道央の旅 その21
・早朝の余市で函館本線の列車を撮影する ぐるっと道央の旅 その22
・まだ雪が残る4月の函館本線に余市駅から乗車する ぐるっと道央の旅 その23
・函館本線倶知安駅から羊蹄山の美しい姿を望む ぐるっと道央の旅 その24
・函館本線の山線区間と室蘭本線の室蘭支線を乗り潰す ぐるっと道央の旅 その25
・室蘭の路地裏、商店街、海が見える高台を散歩する ぐるっと道央の旅 その26
・新千歳空港でラーメンと温泉を楽しむ ぐるっと道央の旅 その27
写真はNikon D90+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影しました。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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