九州旅行2日目は7:53八代発人吉行き肥薩線普通列車から始まります。
この列車はいさぶろう・しんぺい号で使われる車両が運用されていました。
キハ40やキハ47に乗れるかと思いきや、意外なことにこの車両が名無しの普通列車として運用されることに驚きを感じました。
さてさて、八代を出ると肥薩線は球磨川沿いを走ります。
八代から出て鎌瀬までが進行方向右側、鎌瀬から先は進行方向左側に球磨川を見ることができます。
川幅が広くゆったりとした流れの球磨川を見ているとのんびりした気持ちになってきます。
八代から2つ目の坂本駅手前には球磨川沿いにこんな建造物が見えてきます。
こちらは旧深水発電所と言い、みごとなレンガ造りの産業遺産です。
時間があればぜひ途中下車して近くで見てみたいものです。
瀬戸石駅では上下線の列車交換のため数分の停車。
ホーム上にある木造の待合室がかなり渋いものでした。
プラスチックの一人掛けではなく待合室と一体型の長い腰かけが素晴らしいです。
しばらくすると、対向列車の熊本行き普通列車がやってきました。
単行のキハ40です。
今日はいさぶろう・しんぺい号ではなくこっちに乗りたかったんだけど、まあ仕方なしです。
またの機会に期待しましょう。
白石駅では九州横断特急とのすれ違いもありました。
この日乗った人吉行き普通列車はひと駅ひと駅の停車時間が長くて、こうやってホームで写真を撮ることができるので僕にとってはうれしい限りです。
この白石駅は駅舎も素晴らしいのですが、外から眺める時間はなかったのでホームからの撮影のみ。
これだけでも木の温かささ温もりが伝わってくると思います。
8:53一勝地駅着。
ここで途中下車することにしましょう。
その話はまた次回。
初の九州旅行まとめ
・815系電車で九州鉄道旅行が始まる 初の九州旅行 その1
・熊本市交通局の1日乗車券を購入して市電を乗りまくる 初の九州旅行 その2
・熊本市電の昭和33年製造の1200形に乗車 初の九州旅行 その3
・徳富蘇峰、蘆花が暮らした徳富記念園を見学する 初の九州旅行 その4
・徳富記念園に残る井戸 初の九州旅行 その5
・味噌神様を祀った味噌天神宮 初の九州旅行 その6
・鹿児島本線普通列車で熊本から八代へ 初の九州旅行 その7
・八代駅前の球磨川旅館に宿泊 初の九州旅行 その8
・肥薩線八代発人吉行き普通列車はいさぶろう・しんぺい号の車両だった 初の九州旅行 その9
・ひと駅ひと駅停車時間の長い肥薩線普通列車の旅 初の九州旅行 その10←今ここ
・縁起のいい駅名として知られる肥薩線一勝地駅で途中下車 初の九州旅行 その11
・肥薩線一勝地駅周辺散策で見かけた素敵な風景 初の九州旅行 その12
・くま川鉄道の観光列車KUMA1に乗車 初の九州旅行 その13
・昔ながらの木造駅舎が残るくま川鉄道湯前駅 初の九州旅行 その14
・湯前駅周辺散策とあさぎり駅でのタブレット交換 初の九州旅行 その15
・レンタサイクルで人吉町中観光 初の九州旅行 その16
・人吉温泉清流山水花あゆの里で温泉と食事を堪能する 初の九州旅行 その17
・いさぶろう1号に乗って大畑駅付近のスイッチバックとループ線を体験する 初の九州旅行 その18
・肥薩線最高地点にある矢岳駅で5分間の停車 初の九州旅行 その19
・日本三大車窓のひとつ、矢岳越えの絶景を眺める 初の九州旅行 その20
・真の幸せが訪れる肥薩線真幸駅で途中下車 初の九州旅行 その21
・ループ線とスイッチバックだけではない!大畑駅の魅力をたっぷりと 初の九州旅行 その22
・矢岳、真幸、吉松と肥薩線山線区間の駅を楽しむ 初の九州旅行 その23
・築106年の大隅横川駅と嘉例川駅の駅舎 初の九州旅行 その24
・鹿児島市電で鹿児島市内観光 初の九州旅行 その25
・子供の頃からの憧れである指宿枕崎線で山川駅へ 初の九州旅行 その26
・JR最南端の指宿枕崎線の山川ー枕崎間を往復する 初の九州旅行 その27
・指宿枕崎線のなのはなDX号とブルートレイン富士の車両 初の九州旅行 その28
・九州旅行の最後は夜の肥薩線嘉例川駅にかぎる 初の九州旅行 その29
写真はNikon D40x+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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