JR最南端の指宿枕崎線の山川ー枕崎間を往復する初の九州旅行その27

11:43に山川駅を出て指宿枕崎線の枕崎行きの列車はガラガラでした。
2両編成で、1両目には鉄道ファンらしき人が5名程、地元らしき人が5人程。
2両目には地元の人が2人。
僕は2両目を選択しました。
やっぱり空いている車両のほうがいいからね。
山川駅を出てしばらくすると車窓左手にみごとな三角形の山が見えてきました。

この山が開聞岳です。
標高924mの山で指宿枕崎線の車窓のハイライトとなる場所と言ってもでしょう。
山川駅の隣の大山駅を過ぎ、

次の西大山に到着。
この駅こそがJR日本最南端の駅なのです。

ここで2分間の停車をするので列車から降りて写真撮影などをすることができるようになっています。
ホームの向こうには開聞岳のみごとな姿が。
駅の周囲は畑が広がり、民家はちらほらなので、九州の端っこに来たなという感じがしました。
西大山を出るとさらに開聞岳の近くまで行くので山の美しい形が手にとるようにわかりました。

山川駅を出て約1時間、これまで広大な大地が車窓に広がっていたのが市街地に入ってきます。

指宿枕崎線の終着駅である枕崎駅に到着です。

残念ながら平成18年（2006年）5月に駅舎が取り壊されてしまい、現在は駅舎がない寂しい駅となってしまいました。
駅周囲には駅舎のモニュメントもないという哀しい状況なので、ぜひともJR九州には何とか工夫をして欲しいものです。
しかし、駅から徒歩3分程のところには
廃止となった鹿児島交通枕崎線のモニュメントがビルのエントランスに作られていました。

駅に戻り、指宿駅の折り返し列車に乗車します。

13:19、枕崎駅発車。
今度は行きとは逆の座席に座り、異なる車窓を楽しむことにします。
こんな秘境感たっぷり場所も通るのですよ。

再び西大山駅へと到着。

先程とは2時間くらいしか違わないのですが、光線状態が変わってしまっていました。
写真撮影するには午前中に近い時間帯の方がいいみたいです。
14:36、指宿到着。
ここでこの旅での最後の観光列車で乗り換えです。
その話はまた次回。

写真はNikon D40x+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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