くま川鉄道の観光列車KUMA1に乗車初の九州旅行その13

九州旅行2日目は八代から肥薩線に乗り、まずは一勝地駅で途中下車。
駅周辺を散策した後人吉へと向かうことにします。
9:38、一勝地発人吉行き特急くまがわ1号に乗車。
八代方面から列車が入線してきましたが、こうして見るとものすごい山の中を走っているように見えます。

実際肥薩線は球磨川沿いを走るものの、山と山に囲まれた谷あいを走る路線で、九州内陸部の山深さを実感できる路線でした。
さて特急くまがわですが、こちらは観光列車ではないものの内装は木をふんだんに使用した落ちつた雰囲気になっていました。

床、肘掛、窓枠、テーブルが木でできており、それだけで温かさが感じられます。
九州はどの車両も乗っていて楽しくなるデザインなので、全く飽きがきません。
この特急くまがわへの乗車時間は短く、9:52、人吉駅着。

人吉駅は茶色を基調としたデザインで、コインロッカーすら茶色になっていました。
駅自体もトータルデザインされており、落ち着きがあり安心できる空間になっていました。

この人吉駅で肥薩線の旅はいったんお休みに入り、次はくま川鉄道の旅に入ります。
くま川鉄道は国鉄、JR九州時代は湯前線と名乗っていましたが、平成元年（1989年）に第3セクタのくま川鉄道として生まれ変わりました。
現在はJR人吉駅に隣接した人吉温泉駅から湯前駅の24.8キロを1日14往復運航しております（平成21年12月現在）。
利用客はやはり学生中心ですが、人吉や湯前への観光客のための観光路線でもあります。
そこで登場したのが観光列車KUMA1とKUMA2です。
僕はKUMA1に乗車してきました。

この車両は水戸岡鋭治さんによるデザインで、内装はかなり斬新なものになっています。

一人ひとりに区分けされた座席あり、ソファ席あり、肘掛あり。
壁には押し花も飾られています。

また車内には自然に関する本が用意されていて乗客は自由に手に取ることができるようになっていました。

この車両への乗車には特別料金はかかりません。
普通運賃のみで乗車できるというのがうれしいところです。

くま川鉄道への乗車には一日乗車券を利用しました。
1000円で丸1日くま川鉄道を乗り降り自由になります。
人吉温泉から湯前までを往復すると1360円なので、単純往復でもこの一日乗車券を購入するといいでしょう。

10:09、人吉温泉発湯前行き普通列車KUMA1に乗車。
終点の湯前を目指します。

写真はNikon D40x+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。

似たテーマの記事はこちら

この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
記事内容や写真使用に関するお問い合せ、記事広告の作成、広告掲載、取材依頼のご相談などは下記リンクからお願いします。イベント取材、旅レポート、製品レビューなどの依頼は大歓迎です。
→お問い合わせメールフォーム

詳細なプロフィールはこちらから。
→プロフィール

トップページ｜旅の全記録｜フォトウォーク｜登山の全記録