青の神秘、十二湖の青池を訪問するぐるっと白神山地の旅その15

10月18日。
ウェスパ椿山をチェックアウトしてさらに旅を続けることにします。
まず向かう先は十二湖です。
ウェスパ椿山からは弘南バスが出ているので迷うことなく乗ることにします。
8:55、ウェスパ椿山発奥十二湖駐車場行き弘南バスに乗車。

平日の早朝ということもあってか車内はガラガラでした。
バスはほぼ五能線に沿って走るので、時折線路が見えてきました。
しかし五能線の本数が極端に少ないため車内から列車を見ることはできませんでした。
そのかわりと言ってはなんですが、眺めはとてもよかってですよ。

9:35、奥十二湖駐車場着

内陸部の暗門の滝では紅葉が始まっていましたが、日本海側の十二湖周辺ではまだまだ緑がいっぱいでした。

ところで十二湖とは大小33の湖沼の総称で、大崩という場所から眺めると12の湖が見えることから名付けられました。
これらの湖沼はどれもなかなか眺めがいいのですが、その中でも青池が特に有名になっています。

奥十二湖駐車場のバス停から歩き出すて最初に見えるのが鶏頭場の池です。
この日は天気がよかったので湖面に青空が反射していました。

この鶏頭場の池から歩くこと数分。
青池に到着です。

写真で見ると青池の水は真っ青に見えますが、実際には青くはないのですよ。
なぜ青く見えるのかはまだ解明されていないという神秘の池なのです。
実はこの青池を訪れるのは3度目なのですが、この日の青は今までの中で一番くすんでいたかも。
もっときれいに透き通った青になることもあるんですよ。
それでも水の中を泳ぐ魚の姿を確認できるほどの水の透明度はありました。
また、岸から池の上へと斜めに延びる木々が苔をまとった姿もこの青をさらに引き立てる存在になっていたと思います。

この青池へのアプローチは、五能線の十二湖駅からバスというのが列車利用の際は便利だと思います。
十二湖駅はリゾートしらかみも停車しますので、割と気軽に訪問できる五能線沿いの観光ポイントです。
バス停からの歩行距離もそんなになく、普段着、スニーカーで訪れることができますので、青森県に行った際にはぜひ訪れていただきたいポイントです。

次回は十二湖の中でも僕が一番好きな沸壷の池を紹介します。

写真はNikon D90＋Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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