九州旅行2日目はくま川鉄道の旅になりました。
10:09、人吉温泉発湯前行き普通列車KUMA1に乗車するとこれまで曇り空だったのが次第に青空へと変わっていきました。
やっぱり曇りよりもこういう青い空、白い雲の方がいいですね。
途中おかどめ幸福という何とも幸せな名前の駅もあります。
車窓からの景色は長閑な田園風景が広がって特に変化はないけれども、広大な盆地の中をのんびりと進んでいく列車に揺られているだけでも楽しくなってくる路線でした。
人吉温泉駅を出て44分、10:53に終点の湯前駅に到着しました。
この湯前駅は湯前温泉への玄関口になります。
ホームには2つの鐘があります。
駅舎は昔ながらの木造で、横板張りの中に縦板張りがアクセントになっています。
切符の自動販売機の横には今でも現役の窓口もありました。
ただし、営業時間は平日の6:10-9:00、14:50-17:30なので、残念ながら僕が訪れた時間帯は時間外でした。
駅前には学習塾や旅館、商店が見られました。
広い道路がやや不自然な感じもしますが、駅周辺の家屋はどれも立派で大きなものでした。
駅からちょっと歩いたところにはこんな立派な旅館もありました。
今は廃業しているようでしたが、現役の頃はさぞかし賑わったのでしょう。
「電話六番」という札もかかっていたので町の名士が住む家だったのかもしれません。
次回はこの湯前の町の奥へともう少し進んでいくことにします。
初の九州旅行まとめ
・815系電車で九州鉄道旅行が始まる 初の九州旅行 その1
・熊本市交通局の1日乗車券を購入して市電を乗りまくる 初の九州旅行 その2
・熊本市電の昭和33年製造の1200形に乗車 初の九州旅行 その3
・徳富蘇峰、蘆花が暮らした徳富記念園を見学する 初の九州旅行 その4
・徳富記念園に残る井戸 初の九州旅行 その5
・味噌神様を祀った味噌天神宮 初の九州旅行 その6
・鹿児島本線普通列車で熊本から八代へ 初の九州旅行 その7
・八代駅前の球磨川旅館に宿泊 初の九州旅行 その8
・肥薩線八代発人吉行き普通列車はいさぶろう・しんぺい号の車両だった 初の九州旅行 その9
・ひと駅ひと駅停車時間の長い肥薩線普通列車の旅 初の九州旅行 その10
・縁起のいい駅名として知られる肥薩線一勝地駅で途中下車 初の九州旅行 その11
・肥薩線一勝地駅周辺散策で見かけた素敵な風景 初の九州旅行 その12
・くま川鉄道の観光列車KUMA1に乗車 初の九州旅行 その13
・昔ながらの木造駅舎が残るくま川鉄道湯前駅 初の九州旅行 その14←今ここ
・湯前駅周辺散策とあさぎり駅でのタブレット交換 初の九州旅行 その15
・レンタサイクルで人吉町中観光 初の九州旅行 その16
・人吉温泉清流山水花あゆの里で温泉と食事を堪能する 初の九州旅行 その17
・いさぶろう1号に乗って大畑駅付近のスイッチバックとループ線を体験する 初の九州旅行 その18
・肥薩線最高地点にある矢岳駅で5分間の停車 初の九州旅行 その19
・日本三大車窓のひとつ、矢岳越えの絶景を眺める 初の九州旅行 その20
・真の幸せが訪れる肥薩線真幸駅で途中下車 初の九州旅行 その21
・ループ線とスイッチバックだけではない!大畑駅の魅力をたっぷりと 初の九州旅行 その22
・矢岳、真幸、吉松と肥薩線山線区間の駅を楽しむ 初の九州旅行 その23
・築106年の大隅横川駅と嘉例川駅の駅舎 初の九州旅行 その24
・鹿児島市電で鹿児島市内観光 初の九州旅行 その25
・子供の頃からの憧れである指宿枕崎線で山川駅へ 初の九州旅行 その26
・JR最南端の指宿枕崎線の山川ー枕崎間を往復する 初の九州旅行 その27
・指宿枕崎線のなのはなDX号とブルートレイン富士の車両 初の九州旅行 その28
・九州旅行の最後は夜の肥薩線嘉例川駅にかぎる 初の九州旅行 その29
写真はNikon D40x+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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