角館武家屋敷散策と横手やきそば 冬の青森秋田紀行 その19

※当サイトではアフィリエイト広告を掲載しています。

スポンサーリンク

冬の青森秋田紀行の3日目の朝は鷹巣から角館まで秋田内陸縦貫鉄道で移動してきました。
角館は歴史的町並みが残る町でもあるので、先を急ぐ旅でもないということで少し散策をしてきました。
向かった先は東勝楽丁の武家屋敷です。
白い雪と黒塀が両側に並び、水墨画のような町並みがそこにはありました。

通りから庭を眺められるように窓があり、そこにかけられた簾もアクセントとなっていました。

壁の向こうにあるお屋敷ももちろん立派でしたよ。

そして、門。

どこをどう見てもあまりにもみごとなお屋敷が並び、映画の一場面のような非日常的な風景に見えましたが、ここには実際に人が住んでいて、その方々にとっては日常なのです。
観光客と住人の意識の乖離がまたこの町の面白さを演出していると思いました。

散策はほんの短時間で切り上げて駅へ向かいました。
その途中に角館名物さくらソフトクリームが売っていたので、寒いなかにもかかわらず食べてきました。
ほんのりと香りがついていたけど、美味しいといことくらいしかわかりませんでしたw

10:11、角館発秋田行き秋田新幹線に乗車。
秋田・大館フリーきっぷはフリー区間の秋田新幹線の空いている座席にも座れちゃうのです。
運良く空いている席があったので座りましたが、10:23に大曲着。
たったの12分間で新幹線を下車します。
なんか贅沢な使い方ですよね。

ここからは奥羽本線に乗り換えて横手へと向かいました。
10:26、大曲発院内行き普通列車に乗車。
実はこの大曲ー横手間が奥羽本線の未乗区間として残っていたのです。
大曲から横手までたったの3駅だけ残していたというのは効率の悪いものですが、こういう細切れで乗り残している区間は結構あるので、これからもこのような短区間の乗車というのが増えていくことでしょう。
10:43、横手着。

横手はこの旅の中で訪れたの中でも一番大きな町でした。
駅前にはタクシーがずらりと並び、前日訪れた五能線の驫木駅とは大違いです。

この横手に訪れたのは奥羽本線の完乗という目的はもちろんあったのですが、もう一つの目的はB-1グランプリでも有名になった横手やきそばを食べることです。

ソース焼きそばにキャベツの千切り、そして目玉焼き。
これらをぐちゃぐちゃに混ぜて食べてみなということだったので、食べてきました。
うまい!
シンプルな味付けだけど、すべての具材が絡み合って柔らかな麺としゃきしゃきのキャベツの食感の違いや、ソースに絡みつく卵の黄身の異なる味が口の中でお騒ぎしているようでした。
お上品な食べ物よりもこのようなごちゃ混ぜ感って僕は好きです。

横手の伝統的名物にかまくらもあるので、かまくら館というところで見物してきました。

実際に大きいかまくらを見るのは初めてかも。
しかし、惜しむらくは横手の雪まつり( かまくら )が僕の行く直前に終わっていたこと。
まつりの当日だったらもっと幻想的なかまくら風景が見れたんだろうな。

横手名物のやきそばとかまくらを堪能したところで、次の目的地へと移動しましょう。
その話はまた次回。

冬の青森秋田紀行まとめ
秋田・大館フリーきっぷで上野駅から寝台特急あけぼのに乗車する 冬の青森秋田紀行 その1
寝台特急あけぼのへの12時間の乗車はあっという間に過ぎ去っていく 冬の青森秋田紀行 その2
五能線の車窓から見る美しい岩木山 冬の青森秋田紀行 その3
そこかしこに懐かしい雰囲気が残る津軽鉄道津軽五所川原駅 冬の青森秋田紀行 その4
津軽弁のアテンダントさんが乗務する津軽鉄道 冬の青森秋田紀行 その5
待合室のストーブが温かな津軽鉄道津軽中里駅 冬の青森秋田紀行 その6
津軽鉄道芦野公園駅の旧駅舎内にある喫茶店「駅舎」 冬の青森秋田紀行 その7
冬の津軽鉄道名物、ストーブ列車に乗車する 冬の青森秋田紀行 その8
腕木式信号機の転轍機や貨物車両が構内に残されている津軽鉄道津軽飯詰駅 冬の青森秋田紀行 その9
太宰治記念館「斜陽館」を見学する 冬の青森秋田紀行 その10
巨大土偶が出迎えてくれる五能線木造駅 冬の青森秋田紀行 その11
モダンな建物があちこちにある五能線木造駅周辺を散策する 冬の青森秋田紀行 その12
五能線鰺ヶ沢駅周辺の漁師町を散策する 冬の青森秋田紀行 その13
タラコ色の五能線車両と千畳敷付近の車窓動画 冬の青森秋田紀行 その14
五能線驫木駅は日本海が目の前の秘境駅! 冬の青森秋田紀行 その15
五能線深浦駅近くの大岩から冬の日本海を望む 冬の青森秋田紀行 その16
バスケの町、五能線能代駅で途中下車 冬の青森秋田紀行 その17
雪に覆われた大地を疾走する秋田内陸縦貫鉄道に乗車する 冬の青森秋田紀行 その18
角館武家屋敷散策と横手やきそば 冬の青森秋田紀行 その19←今ここ
カラフルな車両が雪原をトコトコ走る由利高原鉄道に乗車 冬の青森秋田紀行 その20
「男鹿なまはげライン」と呼ばれる男鹿線に乗車 冬の青森秋田紀行 その21
落ち着いた雰囲気がする男鹿の町を散策する 冬の青森秋田紀行 その22
旅のまとめ 冬の青森秋田紀行 その23

写真はNikon D40x+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。

その他の旅の記事はこちらからどうぞ!
旅の全記録

スポンサーリンク



この記事が気に入ったら「いいね !」 しよう
最新記事をお届けします!

Twitter で
この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
記事内容や写真使用に関するお問い合せ、記事広告の作成、広告掲載、取材依頼のご相談などは下記リンクからお願いします。イベント取材、旅レポート、製品レビューなどの依頼は大歓迎です。
お問い合わせメールフォーム

詳細なプロフィールはこちらから。
プロフィール
トップページ旅の全記録フォトウォーク登山の全記録