秋田・大館フリーきっぷで青森県と秋田県をまわってきました。
初日は青森県の津軽鉄道に乗ってきました。
芦野公園駅から冬の津軽鉄道名物ストーブ列車に乗車して津軽飯詰駅で下車しました。
津軽飯詰駅は1面1線の無人駅です。
かつては上下線の交換もできた駅だったようですが、現在では駅舎側の線路が取り払われてしまっています。
その結果ホームと駅舎がものすごく遠くはなれてしまった印象のある駅でした。
上の写真の奥にあるのが駅舎です。
駅舎は木造ですが、かなり傷んできているのと、雪除けのベニヤ板がはりつけてあるために不恰好になっていました。
トイレは汲み取り式だったので匂いがかなりありました。
待合室はかなり広く、壁には立威武多が描かれた凧が飾られていました。
また駅舎内には腕木式信号機を操作する転轍機も残されていました。
これをガチャンと操作してポイントが変化する様子を見てみたかったものです。
かつては貨物の取扱も行われていた駅らしく、駅構内には貨物車両(トム)が展示(?)されていました。
周辺に特に観光地があるわけではない地味な駅ですが、この津軽飯詰駅には歴史的鉄道遺産がしっかりと残されていました。
スポットライトを浴びることはないのだろうけど、できるだけこの姿を後世まで残して欲しいと思います。
冬の青森秋田紀行まとめ
・秋田・大館フリーきっぷで上野駅から寝台特急あけぼのに乗車する 冬の青森秋田紀行 その1
・寝台特急あけぼのへの12時間の乗車はあっという間に過ぎ去っていく 冬の青森秋田紀行 その2
・五能線の車窓から見る美しい岩木山 冬の青森秋田紀行 その3
・そこかしこに懐かしい雰囲気が残る津軽鉄道津軽五所川原駅 冬の青森秋田紀行 その4
・津軽弁のアテンダントさんが乗務する津軽鉄道 冬の青森秋田紀行 その5
・待合室のストーブが温かな津軽鉄道津軽中里駅 冬の青森秋田紀行 その6
・津軽鉄道芦野公園駅の旧駅舎内にある喫茶店「駅舎」 冬の青森秋田紀行 その7
・冬の津軽鉄道名物、ストーブ列車に乗車する 冬の青森秋田紀行 その8
・腕木式信号機の転轍機や貨物車両が構内に残されている津軽鉄道津軽飯詰駅 冬の青森秋田紀行 その9←今ここ
・太宰治記念館「斜陽館」を見学する 冬の青森秋田紀行 その10
・巨大土偶が出迎えてくれる五能線木造駅 冬の青森秋田紀行 その11
・モダンな建物があちこちにある五能線木造駅周辺を散策する 冬の青森秋田紀行 その12
・五能線鰺ヶ沢駅周辺の漁師町を散策する 冬の青森秋田紀行 その13
・タラコ色の五能線車両と千畳敷付近の車窓動画 冬の青森秋田紀行 その14
・五能線驫木駅は日本海が目の前の秘境駅! 冬の青森秋田紀行 その15
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・バスケの町、五能線能代駅で途中下車 冬の青森秋田紀行 その17
・雪に覆われた大地を疾走する秋田内陸縦貫鉄道に乗車する 冬の青森秋田紀行 その18
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・カラフルな車両が雪原をトコトコ走る由利高原鉄道に乗車 冬の青森秋田紀行 その20
・「男鹿なまはげライン」と呼ばれる男鹿線に乗車 冬の青森秋田紀行 その21
・落ち着いた雰囲気がする男鹿の町を散策する 冬の青森秋田紀行 その22
・旅のまとめ 冬の青森秋田紀行 その23
写真はNikon D40x+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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