太宰治記念館「斜陽館」を見学する冬の青森秋田紀行その10

津軽鉄道の津軽飯詰駅を見学した後は再びストーブ列車に乗車しました。
14:18、津軽中里行きストーブ列車に乗車。
14:40、金木駅下車。
せっかく太宰治ゆかりの地である津軽地方に来たので観光もしようと思います。
目的地は太宰治記念館「斜陽館」です。

こちらの建物は明治40年に建てられ、修復の後に平成10年に斜陽館としてオープンしたとのことです。
改修はされているものの、ほとんどが昔のままなので当時の様子をしのぶことはできます。
入り口で入館料の500円を支払い、さっそく中を見てみましょう。

廊下の右側には日本庭園が広がっています。
雪だらけでしたが、雪が溶けると中央の大きな池のまわりに植えられた様々な植物が顔を出すことと思われます。

囲炉裏のある居間が二間続いていました。

奥の板の間が炊事場になっていて、そこにも囲炉裏がありました。
囲炉裏は1軒にひとつなのかと思いきや、こういう大きな家の場合は複数あるのですかね。

1階は和室ばかりでしたが、2階には洋室もありました。

僕はこの部屋ではとてもじゃないけど寛げそうもありません。
また、館内には蔵もあり、そこでは特別展も開催されていました。
短い時間しかここにはいなかったけど、とにかく圧倒される場所ばかりで、当時の上流階級の暮らしは自分の想像の範囲外にあることがよくわかりました。

太宰治記念館を後にして、再び金木駅へ。
ホームの脇には降雪量を測るものがあり、約60cmを記録していました。

15:42、津軽五所川原行きストーブ列車の一般車両に乗車。

ストーブ列車でもストーブがある客車の方でなければ300円の特別料金はいらずに普通運賃だけで乗車できます。
16:07、津軽五所川原着。

ちょっと早いけど、夕食は人生初の一人焼肉。

朝早かったし、雪の中で想像以上に体力を消耗していたので早めに宿へと向かいました。
宿泊したのはやすらぎの館ごしょがわら温泉ホテルです。
大きな大浴場でゆっくりと温泉に浸かり、早めの睡眠をとって翌日に備えることにします。

次回からは冬の青森秋田紀行の2日目です。

写真はNikon D40x+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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