釧路から根室まで地の果てのような絶景を行く花咲線に乗車するぐるっと道東の旅その30

5月7日。
ぐるっと道東の旅の4日目。
旅のスタート地点である釧路駅まで戻ってきました。
ここからこの旅の最終目的である根室に向かいます。
11:01、釧路発根室行き快速ノサップ号に乗車。
釧路をしばらくすると早くもこんな風景に変わります。

自然の川に原生林。
ここは日本ですか？という風景が続くのです。
森の中にはシカの群れがいたりするので、片時も車窓から目を離せません。
さらにこんな原野を横切ります。

厚岸駅を過ぎると、列車のすぐ横に海が！

しかし、地図で確認してみると、これは海ではなく厚岸湖という湖でした。
確かに対岸にも陸地が見えますね。

この釧路から根室までの根室本線は愛称で花咲線と名前が付けられています。
その名前からくるイメージとは程遠い、地の果て感の車窓が続きます。

でもこの寂しい風景の中を突き進む列車の中にいると、町に出た時の喜びを感じることができました。

ここにも人の温もりがある！という感覚です。

この花咲線の車窓風景は圧巻でした。

これが北海道の東の果て。
途中下車したい衝動に駆られますが、今回は予定がぎっしりなので断念です。
次に来たときはどこかの原野でひとりぽつんと花咲線の列車を見送ってみたいと思います。

根室の町が近づいてきました。

13:08、根室駅着。

ついに根室本線の終点まで来たのですが、北海道の東の果てはまだ先にあります。
地図を確認してみましょう。

大きな地図で見る

そう、北海道の東の果ては納沙布岬です。
この旅の最終目的地はその納沙布岬なのです。
その話はまた次回。

写真はNikon D90＋Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影しました。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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