北方領土を望む納沙布岬へぐるっと道東の旅その31

5月7日。
ぐるっと道東の旅の4日目。
いよいよこの旅の最終目的地である納沙布岬に向かいます。
JR根室駅まえにある駅前バスターミナルからバスに乗車。
13:15に発車したバスは大雨と強風の中走ります。

13:59、納沙布岬のバス停に到着。
バスを降りる瞬間に大雨のためいきなり体が濡れてしまうくらいでした。
折りたたみ傘は持ってきていたものの、ほとんど役には立たず。
ダッシュで道路の反対側にある観光物産センターに逃げ込みました。
ここから納沙布岬までは目と鼻の先なのですが、雨と風に行く手を遮られてしまったので、ここで雰囲気だけでも味わおうかとゆっくり休むことに。
ところが、しばらくすると先程までの雨と風が嘘のようにぱったりとやんだのです。
これはチャンスと急いで岬までいくことにしました。
途中には北方領土への思いを込めたオブジェがいくつかあります。

この先が納沙布岬となります。

1羽のウミネコが静かに納沙布の碑の上に。
近づいていくとウミネコは逃げてしまいました。

ここが北海道の東端。

でも日本の領土はまだこの東に存在しています。
この天気では肉眼で納沙布岬から一番近い歯舞諸島は見えませんでしたが、この北方館にあるテレビ望遠鏡ではちらりと見えたような気がしますが、もしかしたら気のせいかもしれません。

こんなふうに漁をしているらしき船ははっきり見えました。

バスの時間が近づいてきたのでバス停に戻ることにします。

あの小さなバス待合所がとても味があって好きです。
待合所の中に入ると無茶苦茶狭いのでとても落ち着きます（笑）

駐車場にはこんな電話ボックスもあるので、面白いもの好きな人にはきっとたまらないでしょう。

（REGZA Phone T-01Cで撮影）

15:10、納沙布岬からバスに乗車。
オホーツク海を眺めながら根室駅を目指しました。

15:54、駅前ターミナル着。
納沙布岬への旅は慌ただしく終了となりました。

納沙布岬へのバスの時刻はこちらを参照してください。
→根室交通株式会社路線バス時刻表
こちらのページの「納沙布線」をクリックです。
だいたい列車と接続しているので、時間はあまり気にしないでも大丈夫かと思います。

次回いよいよぐるっと道東の旅のレポートの最終回です。
花咲線の根室から釧路まで、この旅最後の列車への乗車となります。

写真はNikon D90＋Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影しました。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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