根室から花咲線で霧の都釧路へぐるっと道東の旅その32

5月7日。
ぐるっと道東の旅の4日目。
16:00、根室発釧路行き根室本線（花咲線）普通列車に乗車。
根室駅の次の駅は東根室駅です。

この東根室駅が日本最東端の駅なのです。
往路は快速列車で東根室は通過したのでうっかり見過ごしてしまいましたが、今回は各駅停車なのでしっかりと撮影しました。

さて、この花咲線の車窓動画を2本ほど撮影したのでぜひご覧ください。
どれだけ人里離れた辺境の地を走っているのかがわかりますよ。
まずは茶内駅と糸魚沢駅間の後面展望です。

次に糸魚沢駅と厚岸駅間の車内の座席から見た風景です。

いかがでしたか？
これだけでも花咲線の奥深さが感じられるのではなかと思います。

そろそろ日没が近づき、車外の風景を撮るのが難しくなってきました。
そんな時は車内でイメージショットの撮影です。
運転士さんの向こうの流れる景色。

鏡に写る乗車中の列車。

そして運転台に備え付けた運行表（正式名称はわかりません）。

この3枚は自分の中でもお気に入りです。

18:19、釧路駅着。
釧路駅に到着したら、外は一面の霧でした。
昼間に見た釧路駅とは全く違う表情に見えます。
ちょうどその時、18:20発の釧網本線網走行きの列車が釧路駅を発車したところでしたので、その後姿をパチリ。

霧の中の赤いテールライトが印象的でした。
これでこの長い長いぐるっと道東の列車旅は終りになります。
晴れていた時間はわずかでしたが、雨や霧の列車風景を見ることができたのは収穫と言えるでしょう。
特に霧は東京ではめったに見ることができませんからね。

18:45、釧路駅前から空港行きのバスに乗車。
19:30、釧路空港着。

釧路空港もこんなに深い霧だったので飛行機の発着は大丈夫なのかと心配になりましたが、どうやら釧路空港は霧には強いらしく全く遅れなどはないとのことでした。

さすが霧の町にある空港なだけあります。

20:15、釧路空港発羽田行きの飛行機は22:00、定刻通りに羽田着。
北海道内をたっぷり時間をかけて列車で移動してきたのに、東京までは飛行機であっという間というのがちょっと旅情にかけるものがあるかなと思ってしまいました。
時間があれば北斗星やカシオペアでゆっくりと帰ってくるのが最高なのでしょうね。

といったところで、長い長いぐるっと道東の旅のレポートを終了したいと思います。
まだまだ日本には僕が見たことがない風景がたくさんあるし、乗ったことのない路線もあります。
これからも日本全国を旅してみたいと思っています。

写真はNikon D90＋Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影しました。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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