とくとみ家の聖地、札沼線南下徳富駅 北斗星で北海道! その14

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9:41、新十津川発札幌行きの札沼線普通列車に乗車。
しかし、この列車で終点の札幌までは乗るつもりはなく、新十津川から2つ目の駅で途中下車するつもりです。
その駅とは・・・

南下徳富駅!
とくとみ家の聖地でありルーツであるこの地にようやくたどり着くことができました!
なんてのは嘘で、この南下徳富ととくとみ家は全く関係がなく、アイヌ語の音に徳富という漢字を当てはめてこのような地名になったようです。
従って読み方も「とくとみ」ではなく「とっぷ」なのです。
南下徳富は「みなみしもとっぷ」と読みます。

さて、この南下徳富駅の周囲を見渡してみますと、一面の田んぼ。

人家は遠くにちらほら見える程度で、人の姿は全く見えません。
この日はあいにくの雨だったので田んぼで仕事をする人もいなかったのかもしれません。
この南下徳富駅のホームには屋根は全くなく、床は板張りです。

右側の木造の小屋が待合室です。

扉を開けて中に入ろうとしましたがクモの巣がたくさんはっていたために断念しましたが、中の様子は撮影してきました。

木製の今にも壊れそうなベンチとゴミ箱がある程度で、特に何もありませんでした。
クモの巣の状態からほとんど利用されていないことが想像できます。
しかし、このだだっ広い空間にぽつんとあるこの小さな駅はこれから存続していくことができるのか心配になってしまいました。
上下線それぞれ3本ずつしかないし、もしかしたら・・・

ところで、新十津川発の列車でこの南下徳富駅に着いたのは9:51。
次の札幌方面である石狩当別行きの列車は13:07、新十津川行きの列車は12:26。
いずれにしてもまだまだ時間があります。
そこで次なる目的地まで歩いていくことにします。
そここそが、とくとみ家の聖地なのです。

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写真はNikon D40xで撮影したものです。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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