8月6日。
11:18、飯坂温泉着。
福島交通飯坂線の終着駅、飯坂温泉駅は行き止まり式の駅です。
車止めがあるだけでも終着駅の感が出てきます。
駅舎の窓からは温泉宿がずらり!
実に壮観です。
この日使っている切符は飯坂温泉日帰りきっぷで、阿武隈急行と福島交通が1日乗り降り自由で、さらに飯坂温泉の20ヵ所の指定温泉の無料入浴券も付いているのです。
鯖湖湯がオススメとtwitterで教えていただいていたのですが、この切符では鯖湖湯が入浴できなかったので断念。
どこに入ろうか迷っていた時に目に入ってきたのがこちらの建物。
特に新しいわけでも特徴があるわけでもないのに、何となく惹かれたので近づいてみると、
同じ敷地内に素敵な木造家屋があり、さらに白壁の海鼠塀もあるではないですか。
もう迷う必要はありません。
ここに決めます。
この旅館は昭泉閣といい、中には行ってみると、やはり昭和の匂いをぷんぷんさせている所でした。
ご主人に切符を見せ、お風呂へと案内してもらいました。
この階段を上ってお風呂に行くんですよ。
お風呂はかなり質素な造りでシャワーはありません。
お湯はとても熱いので水で薄めてもいいとあらかじめ言われていたので、薄めさせていただきました。
お湯は源泉かけ流しです。
洗い場の片隅にはお約束のようにケロヨンの桶が積まれていましたよ。
夏の猛暑のなか、さらに熱い温泉だったのでそんなに長くは浸かっていることができずに汗を流した程度で上がってしまいました。
今度は冬の寒い時に訪れたいです。
この昭泉閣はこれまでの写真だけでもレトロな雰囲気があることはわかると思うのですが、他にも思わず唸ってしまうようなモノがあったのですよ。
その話はまた次回。
宮城福島紀行まとめ
・東北新幹線で仙台へ 宮城福島紀行 その1
・早朝の仙石線を完乗する 宮城福島紀行 その2
・海と山を車窓から楽しむことができる石巻線 宮城福島紀行 その3
・温泉と木造駅舎の石巻線女川駅 宮城福島紀行 その4
・女川駅周辺で「井戸と鉄道」写真を撮影する 宮城福島紀行 その5
・万石浦を望む石巻線浦宿駅 宮城福島紀行 その6
・石巻線を完乗し、小牛田駅で時間を潰す 宮城福島紀行 その7
・気仙沼駅周辺で撮影する 宮城福島紀行 その8
・快速南三陸4号で気仙沼から仙台に帰還する 宮城福島紀行 その9
・阿武隈急行で山中のあぶくま駅を訪問する 宮城福島紀行 その10
・真夏の暑さの中、非冷房の福島交通飯坂線に乗車する 宮城福島紀行 その11
・飯坂線医王寺前駅付近と「井戸と鉄道」を撮影する 宮城福島紀行 その12
・飯坂温泉昭泉閣であつ~い温泉に入浴する 宮城福島紀行 その13←今ここ
・昭泉閣でレトロなジュークボックスを発見する 宮城福島紀行 その14
・磐越東線小野新町駅周辺で撮影する 宮城福島紀行 その15
・磐越東線から常磐線に乗り換えて東京へと帰還する 宮城福島紀行 その16
写真はNikon D90+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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