肥薩線の一勝地駅には大正3年建築の素晴らしい木造駅舎があるわけですが、その周囲を散策してみるとこれまた素敵な風景に出合いました。
一勝地駅の目の前には球磨川が流れています。
雲が厚く天気は今一つですが、山々の連なりに自然の奥深さがうかがえます。
駅の周囲には何もないのですが、ちょっと歩くと集落があります。
その入口に焼酎蔵がありました。
魅力的な木造家屋と苔、そして焼酎の匂いが辺りに漂い九州らしさを醸し出していました。
この酒蔵の裏には大同2年(807年)創建の一勝地阿蘇神社があります。
小さいながらもよく手入れされた神社で、必勝祈願などお札がたくさんありました。
また、ちょうど柚子の収穫の時期なのか、たくさんお供えされていました。
こちらは元禄11年(1698年)開山だそうです。
一勝地駅は谷間にあり、その周囲はかなりの高低差が見られます。
崖沿いにあるお宅の庭にはこんな井戸ポンプもありました。
もう現役ではないでしょうが、柚子と水がお供えされており、神様として祀られているようです。
こういう小さな信仰心が見られるとほっこり温かな気持ちになれます。
こんな風に散策しているうちに次に乗る列車の時間が近づいてきました。
次回は肥薩線をさらに乗り進めていきます。
初の九州旅行まとめ
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写真はNikon D40x+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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