砂原線の各駅舎を撮影する男一匹道南青森の旅その15

9月1日。
函館本線の函館ー森間はこの地図のように頭でっかちな8の字を描いています。

僕の未乗区間は8の字の頭の右側部分、通称砂原線だったので、森駅からこの砂原線に乗車することにしました。
8:07、森発函館行き普通列車に乗車。
約1時間半の普通列車での旅になります。
短い時間なので何かテーマを持って乗ろうと思い、停車する各駅の駅舎を撮影することにしました。
停車時間が短いので下車して撮影する
ことはできませんが、車内からチャレンジしてみることにします。
その中から特徴的なものをいくつか紹介したいと思います。
まずは尾白内駅。

北海道には貨車を改装して駅の待合室としているものが多く、この尾白内駅もコンテナ待合室になっていました。
よく見ると側面がくり抜かれて窓も付けられているのですね。

次に渡島砂原駅です。

こちらは大きくて立派な木造駅舎の無人駅です。
「砂原線」と言われているだけあってこの路線の中心的な駅のはずですが、実にひっそりとしたものでした。
駅前に無秩序に置かれた自転車は通学の学生さんのものでしょうか。
駅を出るとすぐに海というロケーションも素晴らしいです。

次は流山温泉駅です。
ホームの隣にはなんと新幹線がいました！

東北新幹線の青森開業を待たずに北海道新幹線ができてしまったかのような錯覚を覚えましたが、実は待合室としてこの新幹線が利用されているようです。
上の写真ではきれいな顔をしていますが、反対側はというと、、、

何とも残念な具合になっていました。

その後は大沼駅に到着し、砂原線は終了となりました。
そこからは仁山駅周りで函館へと向かいます。

仁山駅のスイッチバック設備の跡を見て、

渡島大野駅手前では牧場が左手にあり、牛の姿も見えました。

そして9:35、函館着。

海から山へ、そして近代的駅舎がある函館駅へと変化に富んだ車窓を楽しめた1時間半の乗車となりました。

次はもうひとつの未乗区間である江差線に乗ることにします。
その話はまた次回。

写真はNikon D90＋Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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