冬の青森秋田紀行の2日目は五能線の途中下車の旅になりました。
驫木駅からは路線バスで深浦駅へとやってきて、五能線をさらに東能代方面へと進もうと思いますが、深浦駅でほんのちょっと時間ができたので駅周辺の観光もしておくことにしましょう。
向かった先は駅から歩いてもすぐのところにある大岩です。
日本海にぽっかりとある巨大な岩がそれで、この岩には上ることもできちゃいます。
この細い通路を歩いていくのですが、もし日本海が荒れていたら波がこの通路も飲み込んじゃうんでしょうね。
しかし、そんな場所だからこそ素晴らしい景色が広がっていたりするのです。
大きめの石に打ち寄せては砕ける波。
太平洋側の穏やかな海とは異なる日本海の姿を垣間見ることができました。
海の通路を先に急ぐことにしましょう。
大岩までたどりつくと、岩が穿たれた通路があり、そこをくぐり抜けて行きます。
ここは海水で滑りやすくなっているので注意が必要ですよ。
この穴を抜けたら大岩の上に出て、日本海を真上から見ることができました。
ドーン!
遠くからだと大人しく見えた海も近くまで来るとやっぱり結構激しいものがありました。
しかし!
海をのんびり見ている時間はありません。
次の列車の時間が迫ったきたので深浦駅へとダッシュで戻りました。
五能線の深浦駅は駅員さんが常駐している比較的大きな駅です。
駅周辺には飲食店や商店、そして観光地がたくさんあるので、ここで途中下車しても全く困ることはないでしょう。
14:40、深浦発東能代行きの普通列車に乗り込みました。
キハ40の2両編成で、後ろの車両の乗客は僕のみ。
貸切でしたw
次回は冬の青森秋田紀行2日目のラストレポートとなります。
冬の青森秋田紀行まとめ
・秋田・大館フリーきっぷで上野駅から寝台特急あけぼのに乗車する 冬の青森秋田紀行 その1
・寝台特急あけぼのへの12時間の乗車はあっという間に過ぎ去っていく 冬の青森秋田紀行 その2
・五能線の車窓から見る美しい岩木山 冬の青森秋田紀行 その3
・そこかしこに懐かしい雰囲気が残る津軽鉄道津軽五所川原駅 冬の青森秋田紀行 その4
・津軽弁のアテンダントさんが乗務する津軽鉄道 冬の青森秋田紀行 その5
・待合室のストーブが温かな津軽鉄道津軽中里駅 冬の青森秋田紀行 その6
・津軽鉄道芦野公園駅の旧駅舎内にある喫茶店「駅舎」 冬の青森秋田紀行 その7
・冬の津軽鉄道名物、ストーブ列車に乗車する 冬の青森秋田紀行 その8
・腕木式信号機の転轍機や貨物車両が構内に残されている津軽鉄道津軽飯詰駅 冬の青森秋田紀行 その9
・太宰治記念館「斜陽館」を見学する 冬の青森秋田紀行 その10
・巨大土偶が出迎えてくれる五能線木造駅 冬の青森秋田紀行 その11
・モダンな建物があちこちにある五能線木造駅周辺を散策する 冬の青森秋田紀行 その12
・五能線鰺ヶ沢駅周辺の漁師町を散策する 冬の青森秋田紀行 その13
・タラコ色の五能線車両と千畳敷付近の車窓動画 冬の青森秋田紀行 その14
・五能線驫木駅は日本海が目の前の秘境駅! 冬の青森秋田紀行 その15
・五能線深浦駅近くの大岩から冬の日本海を望む 冬の青森秋田紀行 その16←今ここ
・バスケの町、五能線能代駅で途中下車 冬の青森秋田紀行 その17
・雪に覆われた大地を疾走する秋田内陸縦貫鉄道に乗車する 冬の青森秋田紀行 その18
・角館武家屋敷散策と横手やきそば 冬の青森秋田紀行 その19
・カラフルな車両が雪原をトコトコ走る由利高原鉄道に乗車 冬の青森秋田紀行 その20
・「男鹿なまはげライン」と呼ばれる男鹿線に乗車 冬の青森秋田紀行 その21
・落ち着いた雰囲気がする男鹿の町を散策する 冬の青森秋田紀行 その22
・旅のまとめ 冬の青森秋田紀行 その23
写真はNikon D40x+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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