「男鹿なまはげライン」と呼ばれる男鹿線に乗車冬の青森秋田紀行その21

冬の青森秋田紀行の4日目の朝は秋田駅前にあるホテル・アルファーワン秋田で迎えました。
これまでの3日間の朝食はいずれもコンビニおにぎりでしたが、この日はバイキング。
久々にちゃんと朝食をとった気がしました。

この日の予定は追分駅と男鹿駅を結ぶ26.6kmの男鹿線に乗車することです。
男鹿線の列車は全て秋田駅始発になります。
男鹿線に乗る前に秋田から五能線を通って青森に向かうリゾートしらかみを見送りました。

この列車に乗れば大きな窓で五能線の車窓を堪能することができ、車内で三味線の演奏などのイベントもあるので観光客に大人気の車両です。
僕も何度か乗車したことがあり、また乗りたいと思う列車ではありますが、今回の旅程ではタイミングが合わずに乗ることができませんでした。

8:34、秋田発男鹿行き男鹿線普通列車に乗車。

僕が乗車したのは5両編成のキハ40及び48。
ディーゼルカーの長編成というのはあまり目にできないので新鮮でした。
車両のドア付近にはなまはげの絵が描かれています。

この男鹿線は「男鹿なまはげライン」という愛称が付けられているのです。
列車は秋田近郊の町を走っていき、車窓からは常に人家が見えていて、あまりローカル線という感じはしませんでした。
途中に八郎潟の堰らしきものは見えましたが、それ以外には車窓の見所はあまりない気がしました。

しかし、終点の男鹿駅に近づくに連れて、森の中を走ったり、勾配があったりして少しずつローカル線らしさが出てきた物の、9:34、男鹿駅到着。

駅舎は小ぢんまりした木造駅舎で、中にはキオスクも入っていました。
駅構内には側線がたくさんあり、かつての貨物輸送が盛んだった頃を思わせます。

駅舎内にはなまはげも展示されていました。

それにしても、このなまはげの姿は恐ろしいものがあります。
こんなのが家の中に入ってきたら子どもたちはさぞ泣き叫ぶことでしょうね。

折り返しの列車まで時間があったので駅周辺の散策に出かけました。
その話はまた次回。

写真はNikon D40x+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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