函館山から函館の夜景を眺める男一匹道南青森の旅その12

8月31日。
和男さん、いみなしおさん、裕一さん（上州屋）と青森駅で別れた僕は特急スーパー白鳥21号の車内にいました。
青森・函館フリーきっぷはフリーエリア内の特急列車の自由席に乗ることができるので、このスーパー白鳥にも遠慮なく乗ることができます。
この日の自由席はガラガラでした。
8月の終わりになり日が沈むのがだいぶ早くなっていました。
次第に暗くなる本州の景色に別れを告げ、青函トンネルに入り、北海道側に出たときにはあたりはすっかり暗くなっていました。
今まで4人で一緒に行動していたのに暗い中一人でいることに何だか寂しさを感じてしまいました。

20:09、函館着。

函館駅の頭端式ホームには、終着駅であり始発駅でもあるという風情を感じさせれくれるので、好きな駅のひとつです。
特急列車がバンバン発着するホームもあれば、ローカル輸送に充実する1両編成または2両編成のディーゼルカーが発着するホームもあります。

この2つの場所の空気が全く異なるのも僕が好きな点です。

この日は函館駅前にホテルを予約していたのですが、そちらに行く前にしでんの函館駅前電停に向かいました。

この谷地頭行きの電車に乗り込みます。
下車したのは十字街電停。
この電停の周囲は函館のレトロな町並みとなっており、函館の市電の代表的な景色となる場所です。

十字街電停では谷地頭方面と函館どつく前に分岐するので、かつてはその監視のための塔から安全運行の確認をしていたそうです。
今はその塔が分岐地点に復元されています。

こんな歴史に触れることができるのも函館市電のよさでしょうね。

さて、僕がこの十字街電停から向かったのは、函館一の観光地である函館山です。
函館山ロープウェイで函館山山頂に運んでもらい函館の夜景を眺めてきました。

やっぱり三脚なしではつらいですね。
でも自分の目でこの美しい景色を堪能してきました。

ロープウェイで下山し、今度はバスで函館駅前に戻り、宿泊場所のホテルグランティア函館駅前にチェックイン。
このホテルには大浴場もあるし、部屋もきれいだし、場所によってはトレインビューだしで、お気に入りのホテルになっています。

函館山からの夜景を見に行ったのでだいぶ時間は遅くなってしまいましたが、洗濯をして翌日から着る服を確保。
洗濯を計算に入れると荷物が軽くなるというのがいいですね。
翌日も朝早くから行動を始めるので、夜更かしせずに早めに寝ることにします。

写真はNikon D90＋Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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