特急急行天国の朝の青森駅男一匹道南青森の旅その20

9月2日。
この日の青森はとてもさわやかな朝でした。
ホテルの窓からは青森県観光物産館アスパムの威容が見えました。

朝焼けをバックにしたアスパムは神秘的ですらありました。

ホテルを出たのは朝の5:30くらいです。
1日を最大限楽しむためには朝寝坊などしていられないので、いつもよりもかなり早い活動開始となりました。
朝の青森駅前は実にひっそりとしたものでした。

しかしよく見てみるとあちこちからパラパラとスーツ姿の人々が駅に集まってきています。
東京方面に出張で出かける人、または青森出張から東京へ帰る人なのでしょうか。
いずれにせよ早朝から少しずつ青森駅が活気づいてきていました。

この日最初に乗るのはこの車両。

このE751系は結構かっこいいと思うのですが、東北新幹線の新青森駅開業にともない一体どうなってしまうのか心配なところであります。

つがるとは別のホームには485系が2編成いました。

朝の青森駅は特急型車両の見本市かのようです。
そんな風に特急車両に目を奪われているといきなりガタンガタンと青い車両が入線してきました。

札幌と青森を結ぶ夜行急行のはまなすです。
この列車は座席車と寝台車の混合編成で、北海道東日本パスでも乗車することができるという列車なので、北海道と本州を行き来する旅人にはなかなか便利な列車です。
僕も乗りたいと思ってはいるもののまだその機会にはめぐり合ってはいないので、ぜひ近いうちにプランを立ててみたいと思っています。
ムーンライトながらやえちごとは違うこのゆったりした座席なら幾分夜も快適そうです。

このはまなすにはたくさんのお客さんが乗っていました。
札幌ドームで野球観戦した人らしき人もたくさんいました。
このはまなすから下車した人々が向かったのがホームにはる立ち食いそば屋さんです。

ここで朝食を食べてから隣にいる特急つがるに乗り換えるというのが手順のようでした。

つがるの自由席も混雑してきたようなので僕も車内に戻ることにします。
5:52、青森発八戸行き特急つがる2号に乗車。

こんなに朝が早い列車なのできっとガラガラだろうと高を括っていたのですが、意外にも自由席は7割くらいの乗車率になっていました。
ギリギリじゃなくて早めに青森駅にやってきていてよかったです。

6:17、野辺地着。
つがるにはわずかの乗車だけでこの野辺地駅で下車することにします。
ここからは未乗区間である大湊線に乗ることにしますよ。
その話はまた次回。

写真はNikon D90＋Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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