東北本線野辺地駅にて撮影する男一匹道南青森の旅その28

9月2日。
下北交通大畑線や未成線の大間線の遺構を堪能し、大湊線の下北駅に戻ってきました。
これから野辺地方面に戻るのですが、駅には既にたくさんのお客さんがいて、隣の大湊駅始発の列車にこの下北駅から乗ったのでは座れない気がしたので、いったん大湊駅に行って大湊発の列車に乗ることにしました。
これも青森・函館フリーきっぷがあるからこそできる技です。

13:57、下北発大湊行き大湊線普通列車に乗車。
14:02、大湊着。
乗客は一度改札外に出なくてはいけないので、改札から出て折り返し列車に乗るための列に並びました。
14:15、大湊発青森行き快速しもきたに乗車。
大湊から乗車したおかげで無事進行方向左側の進行方向に向かった窓側のボックスシートを確保することができました。
大湊から野辺地方面に行く列車は右側に海が見えるのですが、午後は思いっきり逆光になって、まぶしくて車窓を楽しむことができないだろうと判断し、あえて左側の席にしました。
この左側から見える車窓からは9月だと言うのに真夏の空が広がっていました。

この旅行では大雨に降られて日もありましたが、こんな夏空に下で旅することができた日が多く、実に気持ちよかったです。

15:15、野辺地着。

この列車に乗っていれば青森まで連れていってくれるのですが、その前に特急列車が先に青森方面に行くので、それに乗り換えることにします。
列車待ちの間、しばし野辺地駅で撮影しました。

まずはこちらの案内板。

こういう無骨なフォントって本当に見やすいです。
変に工夫しようとするとかえって見辛くなることもありますよね。

野辺地駅のには今はもう使われなくなった線路が未だに残されています。

これはかつて野辺地駅と七戸駅を結んでいた南部縦貫鉄道の跡です。
現在でも旧七戸駅では南部縦貫鉄道の車両が動態保存されているようなので、こちらもぜひ見学に行きたいと思っている場所です。

次に乗る列車が来たようです。
15:35、野辺地発弘前行き特急つがる17号に乗車。

青森・函館フリーきっぷのフリー区間内ならば特急列車の自由席に乗ることができるので、こんな贅沢な乗り継ぎができます。

浅虫温泉付近ではこんな景色が見えました。

さっき乗っていた大湊線では真夏の空がみえましたが、浅虫温泉ではすっかり秋の空になっていました。
ここにきてようやく本格的な秋の訪れを実感できました。
ちなみに、この風景はとくとみぶろぐのトップ画像にもなっています。
その時はスーパー白鳥から真夏の空を写したものでした。
トップ画像は15枚あってランダムに切り替わるので、もしかしたら今皆さんが見ているこの画面の一番上にはこの真夏バージョンの写真があるかもしれませんよ。

16:04、青森着。

さて、いよいよこの旅も終わりに近づいてきました。
青森駅を18:08に出る寝台特急あけぼのに乗る予定なので、残り2時間が僕に残された青森滞在時間になります。
夕食の買出しもしなければいけませんが、青森に来らならばやっぱりあの場所に行かなくてはいけないでしょう。
その話はまた次回。

写真はNikon D90＋Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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