津軽鉄道の撮影と斜陽館見学男4人の青森旅行その10

8月31日。
下北半島から津軽半島にドライブの舞台を移し、十三湖から五所川原を目指します。

この旅行記は男4人の遅れてやってきた修学旅行のようなお話です。
登場人物は以下の4人。
和男さん:ソフト鉄。昔の鉄道について結構詳しい。模型も持っている。
いみなしおさん:かなりの鉄。青春18きっぷであちこち旅に出る程の鉄道好き。
裕一さん（上州屋）:かなりの鉄。旅好きなのはもちろん車両についての専門知識も豊富。
とくとみ:僕です。そこそこの鉄。

大雨の十三湖から南下していくと次第に雨も上がり青空が見えてくるようになりました。
ここからはあげたい焼きを食べるために五所川原を目指すことにし、その途中で津軽鉄道の撮影をすることにしました。
今回の旅では小さい時刻表しか持っていなかったので、まずは津軽鉄道の時刻を知るために終着駅の津軽中里駅に行きました。

先程までの豪雨とは打って変わって、夏空になっています。
ここで津軽鉄道の時刻表を調べてみると、芦野公園駅付近でちょうど上下線を数分の間に撮影できそうなことがわかったので、芦野公園を目指します。
その途中にこんないい景色がありました。

ここを鉄道が走ってくれていたら最高なんですけどね。
車で走ること十数分。
芦野公園駅付近にやってきました。
どこかいい撮影ポイントがないかとゆっくり車を走らせてもらうと、上下線を全く違う雰囲気に撮影できそうなところがありました。
車を停めて、僕と裕一さん（上州屋）が撮影に向かいます。
まずは津軽中里から津軽五所川原へと向かう列車を撮影。

森の中からポンと出てくる列車というイメージにしようと思いました。
次に50m程放れた場所に移動し、反対方向の津軽中里行きの列車を撮影です。

稲がみごとに実って頭を垂れた向こうに津軽鉄道の車両がやってきました。
もっと開けた場所で撮影したかったのですが、下調べなしの勘だけで撮影ポイントを探したわりには、それなりの場所が見つかったかな。

津軽鉄道の撮影に大満足した後はちょっと寄り道しました。
金木駅近くにある太宰治記念館斜陽館です。

この斜陽館には今年の冬にも訪れていますが、季節が違えば見える景色も異なります。
→太宰治記念館「斜陽館」を見学する冬の青森秋田紀行その10（とくとみぶろぐ）
冬は雪に覆われた庭が、夏にはその全貌を見せてくれました。

冬はこの井戸は見えませんでしたね。
それにしても、この斜陽館は何度来ても落ち着くことができるところです。
本当は畳に寝転がって休憩したかったのですが、さすがにそれはやってはいけませんね。

斜陽館の後はお待ちかねのスイーツタイムとして五所川原のあげたいの店みわやを目指したのですが、到着してみるとシャッターが降りています。
貼り紙を見てみると、「本日臨時休業」とのこと。
むむむ。
この旅では3回も行きたいところがやっていないという不運に会ってしまいました。
仕方がないのであげたいは断念して青森駅に戻ることにしました。

そろそろこの男4人の青森旅行も終わりに近づいてきました。
このシリーズも次回いよいよ最終回を向かえます。

写真はNikon D90＋Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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